2010/05/11 (Tue) 14:47
DC Comics
February 2010
Tallulahは別れも告げず、突然Jonah Hexの元を去った。彼女は過去をすべて忘れ、一人Silver Springsという町で暮らす決心をしたのだった。
一方、Jonahは50人の賞金首の依頼を受け、瞬く間に半数を殲滅する。残りの半数は焦り集まり、Silver SpringsでJonahを待ち伏せすることに決めたのだった。
50号記念ということで増ページ。
かわいらしいイラストとは裏腹に、かなり悲しいストーリーです。
Tallulahは、Jonahの子供を身篭っていたのでした。
保安官の計らいにより家も建ててもらい、ようやく腰を落ち着けられるかなという時に、狂信者の女性によりTallulahは腹を裂かれ、赤ちゃんを奪われてしまいます。
Tallulahの手当てをし、女を追いかけるJonah。
数日後、ようやく女の居場所がわかります。留置所の中でした。
赤ちゃんはすでに死んでいて、それで女は逮捕されたのです。
「悪魔の子は死んで当然よ。神は祝福しているわ」と悪びれる風もない女。
銃を女に向けるJonahを保安官が制止します。
銃を向け合うJonahと保安官。
「銃をしまうんだ」
「男の子か女の子か?」
しばらく見つめあった後、銃を下ろしうつむく保安官。
「小さな女の子だった…。俺は見回りに行かなければならん。多分1時間くらいかかる。俺が戻ってくるまでにお前が去っていることを願うよ」
立ち去る保安官。
神に祈る女。
女に銃を向けるJonah。「ここには神はいない。悪魔だけだ」
数日後、待ち伏せていた賞金首たちを次から次へと殺していく鬼神のようなJonahの姿がSilverbSpringsに…。
Tallulahの家の前に小さな棺おけを置いて立ち去るラストも秀逸な作品でした。
内容★★★★★
難易度★★
#43,50-54
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