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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/01/20 (Mon) 00:20
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2011/06/01 (Wed) 09:54

朝日新聞出版
2011年4月

山田太一の19年ぶりの書き下ろし力作小説。特養ホームで老婆を死なせてしまった27歳のヘルパー草介は、女性ケアマネの重光さんの紹介で、81歳の老人の在宅介護を引き受ける。介護する側の疲労、介護される側のいたわり。ヘルパーと老人とケアマネの風変わりな恋がはじまる。彼らはどこまで歩いていくのか。そして、心の痛みを抱える人々と一緒に歩いてくれる空也上人とは?重くて爽やかな衝撃作。





生きている限り、必ずじわじわと迫り来る老い。
他人事と思ったり、目を逸らしてきたけれど、そろそろそうもいかなくなってきたようです。
身体の衰えと精神とのギャップ、迫り来る死との折り合い。
何かを残したいのか、誰かと繋がっていたいのか…。
老人といわれるにはまだまだ何十年もあるけれど、いろいろ考えさせられました。
人は、肯定も否定もされたいわけではなく、ただ誰かに寄り添って欲しいだけなのかもしれません…。

久しぶりの山田太一さんでしたが、やはり会話が絶妙ですね。
すべての作品を読み返したくなってきました。

内容★★★★★


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2011/05/31 (Tue) 13:41

Marvel Comics
June 2011

「これは殺し(マーダー)じゃない、、命令(オーダー)だ」Fortress Xに潜入したCaptain Americaたちは、いつしか破壊衝動に取り込まれていく…。銃を持つMystiqueを射殺するCap。しかし、彼女が護っていたのが子供たちだと知り正気に戻るが…。





後半。

自分を取り戻すCaptain America, Iron Man, Sue Storm, Redback。
しかしIron Manは身体が機械のため、勝手に動いて、子供たちを殺そうとします。
それを止めるため、Iron Manを射殺するCaptain America。
Frank Castle司令官は、Capたちの裏切りを知り、細菌兵器を背負わせたHulkをFortress Xに差し向けます。
迎え撃つCapたち。
Capは爆風で吹き飛ばされ、SueはHulkに殴り殺されてしまいますが、Redbackの自爆でなんとかHulkと相討ちとなります。

巻末の"Dazzler"は、Dazzlerたちが賞金稼ぎDr. Strangeに追われるお話。
仲間が一人ずつやられていき、最後にDazzlerのDr. Strangeの魔法の攻撃を受け…。
Dazzlerが目を覚ますと、そこはFortress X。
実はDr. Strangeは味方で、殺すふりをしてミュータントたちをFortress Xに送っていたのでした。





内容★★★★
難易度★★


AGE OF X ALPHA, X-MEN LEGACY #245-247, NEW MUTANTS #22-24, AGE OF X UNIVERSE #1-2 and the AGE OF X HISTORICAL LOGS

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2011/05/31 (Tue) 11:30

Marvel Comics
June 2011

LegionがProfessorの話を信じ始めたとき、Force Wallsは崩れ始め、敵の総攻撃が始まった。敵の数は途方もないが、X-Menは総戦力でこれを迎える…。





"Age of X" 最終話。

Legionが最も信頼する女性Moira。
その人格を創ってしまい、その人格がLegionのために、みんなを巻き込んで世界を創ったのでした。
ちょっと"House of M"と被っている気がしないでもないです…。
戦闘や会話はそこそこ楽しめましたが。
1000日だと思われていましたが、実は7日しか経っていないそうです。
ただ、みんなの体験したその記憶は完全に消えたわけではなく、残っている部分もあるようなので、その当たり何かがあるような…。
続きは、"X-Men Legacy #248" で。



内容★★★
難易度★★★


AGE OF X ALPHA, X-MEN LEGACY #245-247, NEW MUTANTS #22-24, AGE OF X UNIVERSE #1-2 and the AGE OF X HISTORICAL LOGS

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2011/05/31 (Tue) 09:47

宝島社文庫
2011年2月

史上初! 最終候補にダブルエントリーされ、「こっちを読みたい!」という声が続出した話題作。『さよならドビュッシー』『おやすみラフマニノフ』に続く中山七里の最新刊。『このミス』ファン待望の作品が、満を持して登場!
マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の全裸死体。傍らには子供が書いたような稚拙な犯行声明文。これが近隣住民を恐怖と混乱の渦に陥れる殺人鬼「カエル男」による最初の凶行だった。警察の捜査が進展しないなか、第二、第三と殺人事件が発生し、街中はパニックに……。無秩序に猟奇的な殺人を続けるカエル男の正体とは? どんでん返しにつぐどんでん返し。最後の一行まで目が離せない。





サイコサスペンスかと思いきや、犯人はともかく、推理物にしてはやけに詳しい刑事の人物描写、結構長いアクション描写や暴動の様子、音楽療法の詳しい説明等々…。
かなりいろいろな要素が詰め込まれた本でした。
市民の反応には、今の日本ではどうかなと思わなくもなかったけれど、心情的にはわかります。
過去を引きずる主人公は好きだし、ラストの展開は読め気味だったけれど、バラエティに富んでいてなかなか楽しめました。

内容★★★★


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2011/05/30 (Mon) 20:15

講談社
2011年2月

血の繫がっていない、その男は、私にそっくりだった。
青年の労働の日々はやがて、目眩くチョコレートの世界史へと接続する――。
芥川賞作家入魂の“希望の小説”

血の繫がっていない、赤の他人が瓜二つ。そんなのはどこにでもよくある話だ。しかしそう口にしてみたところで、それがじっさいに血の繫がりのないことを何ら保証するものでもない。――私が初めてその男と会ったとき、そんな自問自答が思い浮かんだ。それほど男は私にそっくりだった、まるで記憶の中の自分の顔を見ているかのようだった。――<本文より>






主人公というか主題がどんどん変わっていって、まるで話がどこにいくのか予想がつきません。
連想が連想を呼ぶ、人間の思考みたいというか…。
それでいて、話の流れが掴みにくいかというと、そうでもなくて。
出会ったことのない不思議な本です。
面白いのか面白くないのかもよくわかりませんでした。

内容★★★


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