2009/10/31 (Sat) 14:56
小学館ヤングサンデーコミックス
2009年10月
この国には、国家繁栄維持法という名の法律がある。
そこでは、多くの人間を生かし、国を繁栄させるため、選ばれた若者をあの世へ逝かす紙・”逝紙”が配られている――。
届けられた死亡予告証。残された時間わずか1日。
”俺の可能性をまだ信じてるやつがいる。そうだ、ここでやめたら俺の人生そのものが嘘になる。笑われようが、バカにされようが、最後の最後までやり通すんだ。さあ、克典――自分のすべてを、最後の一滴まで搾り出せ!”
ここにも「たとえ明日、地球が滅びるとも、今日、君はりんごの樹を植える。」な人たちがいました。
死を宣告され、24時間以内に、私になにができるだろうか。
これを読む度に、一日一日の大切さを思い知らされるのですが、追われる毎日に埋もれ過ごしているだけになってしまいます。
この本に出てくる登場人物のように、人に意志を継いでもらえるようなそんな人間になりたいとも思いますが、まだまだ遠そうです。
そして、今回も泣かされた私は、それが関の山なのでしょう。
内容★★★★★
PR
2009/10/31 (Sat) 13:25
IDW Publishing
April 2005
孤児で育ち仕事のないHarlan Drakaは、Dampyr(人間と吸血鬼のハーフ)のフリをして、存在しない吸血鬼退治と称し人を騙して食いつないでいた。あるとき、軍人たちの以来を受け、TORVOLAK村に行くことになる。そしてついにそこで、本物の吸血鬼に遭遇してしまうのであった…。
約100ページ。
イタリア語からの英訳版。
Dampyr(ダンピール)と聞くと、私は「吸血鬼ハンターD」を思い浮かべますが、このコミックの主人公は容姿も考え方もDほど格好良くはないようです。
このコミックでのヴァンパイアは、十字架もにんにくも効かないようで、唯一ダンピールの血のみが対抗手段のようです。
ストーリー、設定、イラスト、すべて並といった感じですが、ラストに相棒を殺されたHarlanが復讐を誓っていたので、今後はちょっと楽しみな気がします。
シリーズ化されているということは、それなりに面白いハズというあまり根拠のない期待もあります。
内容★★★
難易度★★
2009/10/31 (Sat) 12:32
2000
英国の炭坑町で暮らす11歳のビリーは、ふとしたきっかけからクラシック・バレエに夢中になる。男がバレエだなんてみっともない、と炭坑ストで失業中のパパは猛反対。だがバレエ教室の先生だけは、ビリーのダンサーとしての素質を見抜き、応援する。やがてビリーの才能に気づいたパパは、名門ロイヤル・バレエ学校に入りたいという息子の願いをかなえるため、ある決意をする。
原題:Billy Elliot
とにかくジェイミー・ベルくんの踊りが軽やかで、踏めもしないのに自分もタップがやりたくなってきてしまいます。
私は運動が得意ではないので、怒りも喜びも踊りで表現できるビリーがとってもうらやましく、まぶしく見えました。
自分のやりたいことにかける情熱と、家族を気遣う心とでの葛藤。
そしてそれをうまく表現できないもどかしさ。
そんな少年特有の感情がうまく描かれていると思いました。
厳しいだけの一点張りではなく、ここぞというときには子供のために頑張れる、そんな父親にもちょっと感動しました。
内容★★★★
2009/10/31 (Sat) 10:35
2009
2011年1月。救命救急医・松岡剛(妻夫木聡)のもとに一人の急患が運び込まれてきた。高熱、痙攣、吐血、全身感染とも言える多臓器不全……それは人類がいまだかつて遭遇したことのない感染症状であった。新種のインフルエンザか? あるいは別の新型ウィルスなのか? 医師達の必死の処置もむなしく、患者は死亡してしまう。感染拡大を防ぐため、WHOからウィルス感染症の専門家・メディカルオフィサー小林栄子(檀れい)が派遣されてきた。実は松岡と栄子は、かつての恋人同士であった。
戸惑う松岡をよそに、栄子は迅速に病院を隔離して「封じ込め」を推進していく。冷酷な決断も辞さない栄子に周囲の反発が高まるが、松岡だけは気づいていた。その心の内に秘められた温かな感情に。そして栄子もまた、献身的に患者と向きあう松岡の懸命な姿に再び惹かれていく。一方、感染患者第一号の死亡から数日の間に、全国各地で同じ症状の患者の死亡が相次いだ。未知なるウィルスの襲来に日本全土が混乱をきたしはじめていた。松岡や栄子をはじめ感染症と戦う医師や研究者達の、必死の抵抗を嘲笑するかのように、ウィルスはおそるべき速度で感染爆発していく。その猛威は想像をはるかに凌駕しており、3ヶ月以内に交通網・都市機能が停止、半年で国内の感染者数は数千万人にものぼるという、戦災をはるかに上回る事態が予想された。極限状況の中、誰もが、生命を賭けた選択を迫られる。人類は、この未曾有の感染パニックに終止符を打つことができるのか!?
かなり厳しい批評も多いようですが、私は結構楽しめました。
確かにアラも多いようですが、私には許せる範囲でした。
私が無知なせいかもしれませんが…。
養鶏業者が誤解で責められる部分なんか、かなり痛ましいですね。
今のインフルエンザでも、誰が伝染しただの言っているのを耳にします。
「たとえ明日、地球が滅びるとも、今日、君はりんごの樹を植える。」
もうこれがすべてですね。
どこかで聞いたことのある言葉だと思ったら、マルティン・ルターの言葉だそうです。
絶望しそうになっても、希望を捨てない。そんな生き方をしたいです。
内容★★★★
2009/10/30 (Fri) 17:59
Marvel Comics
August 2009
Marvel Comics
September 2009
Marvel Comics
October 2009
Punisherの行動に業を煮やしたThe Hoodは、とうの昔に死んだ16人のスーパーヴィランを生き返らせ、Punisherの刺客とする。そして、Pnusherの相棒Henryも逆ハックされてしまうのであった…。
"DEAD END"前半。
昔の悪人だけあって、デザインとかあんまり強そうには見えなかったのですが、なかなかどうして残酷です。
容赦のないPunisherには相応しい敵なのかもしれません。
Frank(Punisher)の眼とも言うべきHenryも危機に陥り、この先どうなっていくのでしょう。
"Less i know, the less I care. You have your reasons for being here and I have mine."
なんてことを相棒に言うFrankに明日はあるのでしょうか?
内容★★★
難易度★★★
#06-10 + Annual