2011/07/25 (Mon) 17:20
Marvel Comics
May 2011
Marvel Comics
June 2011
シベリアまでWolverineとJubileeを追跡してきた謎の女。彼女はWolverineの目の前でJubileeを消してしまう。女はJubileeの居場所と交換である荷物を取ってくるようWolverineに云うのだった。
"CURSE OF THE MUTANTS AFTERMATH"の後半。
ということで、ちょっと期待していたのですが…。
結論から言うと進展はなしですね。
Jubileeが飛ばされた変な世界に、結局謎の女に聞くこともなくwolverineも飛び、独自に捜査していたRockslideも飛び合流し、恐竜と戦って…。
という展開です。
謎の女の正体もわからないままだし、何だかよくわからない…。
内容★★
難易度★★★
#01-04
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2011/07/25 (Mon) 14:24
大和書房
2005年12月
死ぬって何だろう。
誰かのお葬式だとか、動かなくなったハムスターの感触だとか、映画やニュース、本で読んだ話などをつなぎ合わせて、たぶんこれが死なんだろうと、わかったふりをしていますが、正直なところ、僕は死が、さっぱりわからない。
この本では、死とはどんなカタチで、いつ、どこで、どのように、あるのか。子ども時代を入り口に、とにかく、絵にして、並べて、それから考える。そんなふうに、死を見ていこうと思います。 「はじめに」より
INDEX
はじめに
1,死のカタチ
2,死のタイミング
3,死の場所
4,死の理由
5,死のものがたり
おわりに
様々な国、様々な時代、果ては映画やマンガなどのフィクションまで、いろいろな死生観などがわかり参考になりました。
当たり前かもしれませんが、やはり結論はないようです。
各自、自分にあった折り合いのつけ方をしていくしかないようです。死は避けられないものなのですから…。
内容★★★
2011/07/25 (Mon) 13:44
小学館
2011年5月
奇妙な味とやわらかな幸福感の恋愛小説集
<収録作品>
☆「一実ちゃんのこと」一実ちゃんは、「私、クローンだから」と言う。父がクローン研究に携わっていて、19年前亡くなった母を「母株」にして一実ちゃんは誕生したらしい。
☆「ユモレスク」17歳のハナのイイダアユムに対するコイゴコロは見事に破れた。「私、玉砕?」。
☆「エイコちゃんのしっぽ」「しっぽがあるんだ」とエイコちゃんは言った。エイコちゃんは女だけのガソリンスタンド、あたしは市場調査の会社で働いている。
☆「壁を登る」母はときどき「妙なもの」を連れてくる。最初はおばさんとその息子。次におじいさん。三番目に五朗が来た。「何者?」と聞いたら「わたしの弟」と母は言う。
☆「金と銀」治樹さんは泣き虫でのんびりしていた。彼とばったり出くわしたのは大学生のときだ。治樹さんは絵描きになっていた。
☆「夜のドライブ」40歳のわたしは、ある日、母を誘って車で温泉に出かけた。旅館に泊り、真夜中、母がわたしを呼んだ。「ねえ、夜のドライブに行きたいの」。
☆「天頂より少し下って」45歳の今まで、真琴は何人かの男と恋をした。今つきあっている10歳年下の涼は柔らかげな子だ。涼は真琴のことを「猛々しい」と言う。
何かゆる~い、ふわふわしたような優しい短編集でした。
激しい感情のやりとりはなかったように思います。
読んでいて心地よいです。
肩の力を抜いて、ゆっくり生きていけばいいんだよと、励まされた気分。
内容★★★★
2011/07/25 (Mon) 13:28
講談社
2011年3月
苦難に立ち向かわなければならないとき。人に優しくありたいと思ったとき。どうしようもない力に押し潰されたとき。自分のふがいなさが嫌になったとき。大切な人を失ってしまったとき。とてつもない悲しみに包まれたとき。こんなとき、大人ならどう考え、どう振る舞うのだろう。
人はそれぞれ事情をかかえ、平然と生きている
「いろいろ事情があるんだろうよ……」大人はそういう言い方をする。なぜか? 人間一人が、この世を生き抜いていこうとすると、他人には話せぬ(とても人には言えないという表現でもいいが)事情をかかえるものだ。他人のかかえる事情は、当人以外の人には想像がつかぬものがあると私は考えている。――<「妻と死別した日のこと」より>
大人の生き方として、参考になるものもあれば、そうでないものも。
打率的にはちょっと低目か。
読んでいてどうかと思うものもありましたが、やっぱり他人、意見が違うこともあって当然ですね。だからこそ読む価値があるのだと思います。
酒とギャンブルにはまったく縁のない私ですが、読んでいて感じたのは、この方は私と違い自分に揺らぎなく生きているのだなということです。
ゆらゆらしている私は、まだまだ子供です。
内容★★★
2011/07/25 (Mon) 11:51
角川学芸出版
2011年4月
愛知県立刈谷東高校に赴任した著者は、元不登校の生徒たちが自分たちの経験を語る朗読劇を上演。大きな感動を呼んだ同校演劇部の活動は、生きづらさを抱える大人たちも参加する、大きなうねりへと育っていった―。自分を認め、人と向きあう心と体を発見した先生と生徒と大人たちの、“再生”の物語。
正直、地元の話ということで手に取っただけでしたが、これほどとは。
著者の、真っ向から生徒と向き合いながら常に考える姿には頭が下がります。
確かに「人と向き合うこと」は不登校の生徒たちだけではなく、ほとんどの人ができていないのだと思います。
自分を省みても、避けるかかわしているのがほとんどです。
ごまかしでなく本当に人とうまくやっていくために、著者の実践している授業はどこでもやったほうがいいと思いました。
勉強より大事なことだと思います。
内容★★★★