2010/09/03 (Fri) 16:09
ジャイブ
2009年11月
最終学年になった津島、鮎川、伊藤らのアンサンブル。伊藤は津島に言った。「僕たちはこれからの方が大変だ。甘くない」。それぞれの心がぶつかり合い、再びふれ合った果てに訪れる、感涙の最終楽章――。
エンターテイメント性と奥深さを兼ね備え、各紙誌で熱狂をもって紹介された青春音楽小説三部作が、ここに堂々完結! 胸に沁みるフィナーレは、人生を変える、かもしれない。
ラスト近くでようやくタイトルの意味が判明しました。
「僕は何も判っていない。何も解決させていない。あの頃と、何も変わっていない。
それでいい。
のろのろと、しかし絶え間なく、波に揺られながら、航行は今も続いている。」
う~ん、胸に沁みます。
ただの青春小説とは片付けられないほどに深いです。
わたしとサトルと決定的に違うのは、わたしが徹底的に傷つけたその人が、幸いにも未だ隣に居続けてくれていることです。
そういう記憶は勿論、簡単に消えるはずもなく、何年経とうが時折ふとしたときに湧き上がり、責められますが、そんな苦しみはかけがえのないものを喪ってしまうことに比べれば、些細な事といえると思います。
やり直すチャンスがある分、サトルより何倍も幸せなのかもしれません。
この本の影響をもろに受け、今通勤中はクラシックばかり聞いています。
といっても、初心者入門編ですが。
そのうち、クラシックのことも書いていきたいなぁなんて思っています。
内容★★★★★
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2010/09/03 (Fri) 13:29
Marvel Comics
May 2010
Marvel Comics
June 2010
Marvel Comics
July 2010
Steve Rogersの帰還を祝い、二人で飲み明かすWolverine。Steveと別れた後Wolverineは、Miranda Bayerという女性から、彼女が立て続けに見る夢の話を聞くことになる。その夢は今から23年後の未来で、世界はRoxxonに支配されており、ほとんどのスーパーヒーローは殺されていた。Roxxonは残ったスーパーヒーローも殲滅するために過去にDeathlokの部隊を送り、彼らの両親とかその要因となるものすべてを排除しようとしていた。そして今、ターゲットととなったCaptain America(Bucky)を守るため、Wolverineが動く!
"Tomorrow Dies Today"編・前半。
会話が気が利いていて、なかなか面白かったです。
WolverineとSteve、WolverineとCaptain America、WolverineとSpider-Womanなどなど。New Avengersのときはそう感じませんでしたが、Buckyとは何か因縁があるような感じですね。わたしが忘れているだけなのか…。
スーパーソルジャー・セラムのあるSteveと、ヒーリング・ファクターのあるWolverineは共に酒に滅法強く、4件もバーをはしごします。
運転手としてXジェットで待っているNightcrawler。
え~っ、ず~っと待ってたの?と思っていたら、毎回Wolverineが喧嘩するかどうかCyclopsと賭けていたようで、彼は彼なりに楽しんでいるようです。
未来のWolverineやSpider-Manが殺されるシーンが描かれていますが、Daredevilの技を使ったり、蜘蛛のロボットを使ったりと、Spider-Manの変化が興味深かったです。出番はちょっとですが。
「なあ、こんなこと初めてだ。言う言葉が思い浮かばないなんて…」が最期の言葉でした。
現在では、Steve, Iron Fist, Luke, Spider-Woman, Thingも加勢に加わりますが、あまり相手にされていないところを見ると、未来では死んでいるようです。
そしてこのDeathlokたちは、ヒーローのそれではなく、Norman Osbornが作り出した負の遺産のようです。
内容★★★★
難易度★★
#11-16 + Wolverine: The List
2010/09/03 (Fri) 09:29
集英社
2010年7月
彼はどうして退職するのか?新卒の“僕”が入社したのは、高額教材を売る悪徳会社だった。苛酷な労働と精神的負担で営業部員は半年で辞めていく。事務職の“僕”は無難に仕事をこなし2年目に。楽しみは、毎朝駅ビルのトイレの個室でくつろぐこと。素性不明なトイレの常連メンバー達と、静かな個室争奪戦を繰り広げる毎日。しかし、1本の電話がきっかけで、平和な日常が崩れだす。限界に達した“僕”は、ついに退職を決意するが…!?(『御不浄バトル』)。彼はどうして退職させないのか?三十路のギャル男系雑誌編集者・サカタは、“デキるビジネスマン”目指して日々奮闘中!(『荒野のサクセス』)。ブラック会社で働く青年たちの、奇妙な挑戦と闘いの記録。
とにかくトイレでの行動のリアルさは特筆もの。
ただ、いくら綺麗でもトイレで食事って言うのは受け入れられなかったですが…。ただでさえ、公衆トイレが苦手な私には。
トイレの話がメインだったら、それはそれで面白かった思うのですが(見かけないし)、ストーリーは悪徳商法の会社がメインになってゆきます。
主人公が冴えた動きをするならまだしも、やってることは見当違いか、人任せ。現実はそんなものかもしれませんが、何か悲しかったです。
そんな渡辺君が主役の「御不浄バトル」がメインで、その彼とトイレで毎日顔をあわせるサカタを主人公にした短編が「荒野のサクセス」。
う~ん、どちらも今時の若者を描写しているというのなら、日本の未来には暗雲しかないのかも…。
内容★★★
2010/09/02 (Thu) 14:47
Marvel Comics
August 2010
Marvel Comics
October 2010
ついにミュータントを狙う謎の人物"Kage"の基地に辿り着くCyclops, Emma, Wolverine, Storm, Beast, Armor, Abigail Brand。そこには膨大な数の殺戮兵器が用意されていたのだった…。
ようやく完結。
予想通りというか、10ヶ月もかかりましたね。
"kage"の正体は、広島で被爆した母親から生まれた遺伝子に異常のある人でした。
彼はいいます、私こそミュータントだと。
X-Menはなんだかんだといわれながらも、カッコイイ服装をして、仲間もいて、一部では支持もされている…。
そんな妬みから、ミュータント撲滅に力をいれるようになったのだとか…。
テーマはよいと思うのですが、盛り上がりがイマイチだったかな。
内容★★★★
難易度★★★
#31-35
2010/09/02 (Thu) 09:31
日本文芸社
2010年1月
週刊漫画ゴラクで大人気連載中の『今日からヒットマン』より生まれた、究極セクシースピンオフ!! 小悪魔・ちなつちゃんが悪党退治とお小遣い稼ぎのために、一肌も二肌も脱いじゃいます!! コスプレを駆使して、敵のアジトに華麗に潜入!! 颯爽とオシオキ予定がキワドイ展開に…!!!!!! 悪者なんかに好きにはされたくないけど、感度良好なちなつちゃんに、抗うすべはあるのか!? 思わず作者も悪ノリしちゃった大胆お色気シーンの数々は、絶対必見!! そして男の欲望に応えるテーマの数々!! 女子高生姿でちかんに遭ったり、ナースのカッコで診察台に…!! はたまたエステでローションまみれになったり、アイドル事務所でまさかのオーディションプレーやら、温泉湯けむりやら、日焼けやら、もう自由奔放な展開を楽しんじゃって下さい!
エッチだなぁ、相当。
トーキチと二丁が登場しない(会話にさえ)こと以外は、本編とまったく同じ設定です。キノコ頭とかコンビニとか。
完全お色気路線で、ストーリーはあってないようなものですが、雰囲気は無理なくそのまま本編と同じなので、ちなつファンには十分楽しめるつくりとなっています。
不必要にエッチな展開になりがちなので、ファンもしくはエッチ好きでないときついかも。
まあでも、こういうのもありかな。
内容★★★