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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/02/02 (Sun) 10:17
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2010/11/29 (Mon) 10:15

幻冬舎
2010年9月

新型ドラッグの卸しにより急成長を遂げたマフィア組織で、刈田誠次は武闘派として暗躍していた。しかし、最愛の弟を守るために組織の掟を破ったことから、ボスの神宮寛孝によって、弟と元恋人を惨殺されてしまう。自身も瀕死の重傷を負わされた刈田は復讐を誓い、最も忌み嫌ってきた警察と手を組み、古巣に舞い戻ることを決意する。顔も、声すらも変えて。だが、肝心の神宮は姿を消していた―。身体に馴染む危険と興奮。隣にはかつての親友。バレたら命はない。それでも男は、孤独な魂に炎を焼やし、熾烈な戦いを始める。書き下ろし、『このミス』大賞作家が仕掛けるノンストップミステリーの一大エンターテインメント。




息詰るアクション、潜入のスリル、練りこまれたストーリー展開。
まるでハリウッド映画を観るかのよう。
「ディパーテッド」や「フェイス・オフ」を思い起こしました。
文句なしに面白かったです。
思いがけず出会う素晴らしい作品。これだから乱読はやめられないです。
ラストまで続く緊張感が一気に読ませます。
考えさせられる小説もいいですが、こういう小説も捨てがたいです。

内容★★★★★


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2010/11/27 (Sat) 17:17

角川書店 KADOKAWA CHARGE COMICS
2007年12月

角川書店 KADOKAWA CHARGE COMICS
2008年3月

角川書店 KADOKAWA CHARGE COMICS
2008年7月

角川書店 KADOKAWA CHARGE COMICS
2008年12月

角川書店 KADOKAWA CHARGE COMICS
2009年3月

①清掃人(スウィーパーズ)。それは死体のあった部屋を掃除し、遺品を処理する仕事。兄の自殺現場に現れた美貌の清掃人・玲児の後を追い、同じ仕事に就く裕行。だが、訪れる現場はどれも凄惨なものだった・・・・・・。きたがわ翔が描く生と死の物語。
②清掃会社・スウィーパーズのメンバーとなった裕行。そこには、玲児以外にも個性的な面々が、過酷な業務を日々こなしていた。そんなある日、玲児と裕行にある事件が起きる・・・・・・。衝撃の話題作、第2弾!
③玲児とともに地下室に閉じ込められた裕行は、玲児の過去の一端を垣間見る。そんなある日、スウィーパーズに自殺志願の女性から電話がかかり……。急展開を見せるシリーズ第3弾!
④自殺願望の強い女と共に裕行が向かった先は樹海。死に囚われ、朦朧とする彼らが見たものは…。また、業務中に見つけた1枚の写真は、予想外にも深い悲しみと怜児の過去へと繋がっていく。緊迫の第4巻!
⑤裕行は高校時代の先輩・新井と再会。生きづらさを感じる新井は、闇サイトを見るようになっていた。一方、自殺があった部屋で玲児は遺書を見つける。そこには父が統べる宗教団体のマークが…。玲児の出生がついに明かされる怒涛の最終巻!!





誰かがやらなければならない、亡くなってしまった人の残された部屋の処理。
死んでしまえば、物質的には分解していくしかないという人の身体の事実。
このコミックのテーマは重く、考えさせられます。
人はいつか必ず死にます。
多分、例外はないと思います。
でもそれを心のどこかで認識しつつも、私には遠い話だとか、まだまだ先だと思っているのではないでしょうか。
いつもいつも死を考えていたら、やっていけないと思うのです。
だから死体とかの映像は報道されないのだと思います。死を感じすぎないように。
生き物を食べているという認識を薄くされているのと同じことなのでは。
「生きる」ことと「死」は永遠のテーマだと思うのですが、このコミックでの結論というか締め括りは、天変地異という形で幕を引きました。
物語的には無理なものを感じましたが、考えてみれば、確かに災害とかは平穏な日常生活に突然容赦なく割り込んでくるものですね…。











内容★★★★


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2010/11/26 (Fri) 16:49

河出書房新社
2010年9月

このままじゃあ、殺される! 幼い頃からの凄絶ないじめ。でも脳内の「私」は醜く太った引きこもりではなく、みんなの憧れの美少女――。嘘にまみれた狂気の果て、想像を絶する残酷な結末!





りかの引きこもりの様子は「うちの母ちゃんすごいぞ」と状況は少し似ていて、人生を転落していく様は「嫌われ松子の一生」と似ているように思いました。
でも、決定的に違うのは、りかの性格がどんどんねじまがってしまうところでしょうか。
何がいけないのでしょう。本人?家族?周りの人?環境?
クズ子は多分いいほうに向かっていくだろうし、松子は人を愛した末の結末でした。
結局、自分自身しか愛せない彼女の心は、確かに豚姫という名が相応しいのかもしれませんね。
後味は相当悪いです。

内容★★★


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2010/11/26 (Fri) 14:08

新書館
2010年9月

クズ子のニート卒業日記。中卒でニートの23歳女性「クズ子」が2009年4月16日深夜からネット上に書きはじめた自分語り「うちの母ちゃんすごいぞ」がついに書籍化。
家計を支えるため働きに出た「母ちゃん」の超人的ながんばりと、家族に対する深い愛情が、そしてニートである主人公クズ子の成長がネットユーザーたちの共感を呼び、「クズ子」の書き込みが終わった日には、
「カー チャンに少し優しくなれそうな気がする」
「人生が面白いってことを再確認できたよ」
などと、心を動かされたとする書き込みが相次いだ。


父親の借金が判明し、ヤクザが取り立てにやってくる毎日。
そんな家庭の混乱に耐えられなくなった主人公クズ子は無意識に自殺未遂をし、結果高校受験もできずニート生活に突入。
小さい妹は不登校。兄は家によりつかなくなった。厳しい借金取り立てをかわすためオヤジと母ちゃんは離婚。
そんな「葬式みたいな家」で、母ちゃんは家計を支えるため、働きにでた。
寝る間も惜しんで働く母ちゃん。30人分の仕事をこなす超人的な頑張りで、パート→正社員→現場主任→課長→部長とどんどん出世する。
一方クズ子は、ゲームやアニメ三昧の毎日で、時々兄ちゃんの金をくすねる相変わらずのクズっぷりを発揮していたが、ある日寿司屋で食べた寿司のうまさに感動。
「バイトすればまかないでいつでも寿司が食える」という短絡思考からバイトを始める。
いつやめてもおかしくない勤務態度だったが……!?





お母さんすごいです。
ありえない頑張りぶりは、憧れを超えて、畏敬の念さえ覚えます。
でも、一番感銘を受けたのは、クズ子がダメダメになっても決して怒りはせず、温かく見守っていたこと。
これって、本当にわが子を信頼していないとできないと思う。
私に出来るかどうか…。

クズ子の自己中ぶりには、笑いを通り越して怒りさえ感じ始めていましたが、案外これが人間の本音で、クズ子は正直すぎるだけなのかも…。
反対に、健気な妹には心癒されました。

後半にほとんど母親がでてこない、突然の終わりなど、構成もあったものではないですが、かえってノンフィクションらしさがでていて、いいのかもしれませんね。

内容★★★★


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2010/11/26 (Fri) 13:19

集英社 ジャンプ・コミックス デラックス
2010年4月

集英社 ジャンプ・コミックス デラックス
2010年4月

集英社 ジャンプ・コミックス デラックス
2010年8月

①高校教師として、生徒たちに命の尊さを説く立場にあった志貴。バーで知り合った女から、一回500万円で悪人を殺さないかと持ちかけられて平凡な日常は一変する。半信半疑のまま説明されるターゲット。紹介された相棒。渡されたナイフ。そして志貴にはどうしても金が必要な、ある理由が…!?
②オレには金がいる。オレの人生を捨ててでも――。悲壮な覚悟のもとに加わった第一の殺人。その結果として残ったものは、良心の呵責と報酬の金、そして殺せずに連れ帰ったターゲットの実の娘・いつき。不思議な能力を持つ彼女との奇妙な同居生活も束の間に、志貴と久住にさらなる殺人の依頼が――!!
③俺は殺れる 平気だ。
てめえらを許さねえ。地獄に堕ちろ――。無二の親友を殺された英が放つ、復讐の銃弾に倒れた久住。その場で英を殺すよう久住は指示するが、志貴は殺さず連れ帰って監禁することを選ぶ。警察には悟られず脱出した志貴たちだったが、英を監視していたヤクザの追跡により、志貴の自宅が突き止められ!?





スリルがあり、考えさせられるテーマでもあり、面白いです。
作者は「ファンタジック殺し屋ストーリー」とおっしゃってますが、それらしき能力を持っているのは少女一人で、今のところその能力による活躍はほとんどないので、普通のサスペンスとしても十分に楽しめます。
キャラクターもしっかり作りこまれているようで、作品に深みがあります。
志貴の場合、正義感からではなく、やむをえない事情により、悪人の処刑という行為に走るわけですが、久住の動機がなんなのかはまだ明らかにされていません。とても気になります。
早く続き出ないかな~。







内容★★★★★


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