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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/01/22 (Wed) 10:21
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2010/12/23 (Thu) 10:53

文藝春秋
2010年10月

短篇小説の名手である山田詠美さんがこの新作について語ったのは、「一滴落とすと水の色がぶわっと変わるような凝縮した言葉で書きたい」ということ。その言葉通り、400字詰め原稿用紙で20枚程度の「小さな話」が21篇も入ったこの本には、恋愛小説、性愛小説、家族小説、戦争小説、喜劇、悲劇とあらゆる小説のエッセンスがぎっしり詰まっています。
マーヴィン・ゲイが死んだ日/電信柱さん/催涙雨/GIと遊んだ話(一)/百年生になったら/宿り木/モンブラン、ブルーブラック/GIと遊んだ話(二)/微分積分/ガラスはわれるものです/LOVE 4 SALE/紙魚的一生/GIと遊んだ話(三)/ブーランジェリー/にゃんにゃじじい/涙腺転換/GIと遊んだ話(四)/クリトリスにバターを/420、加えてライトバルブの覚え書き/予習復讐/GIと遊んだ話(五)




今みたいにシングル主体の構成となる以前の、昔の、聴くまでどんな曲が入っているのかわからないアルバムのような小説でした。
バラエティーに富み、ページを開くたびにワクワク感がありました。
笑える話あり、筒井康隆風あり、大人の恋愛ありと、本当にいろいろな物が詰っていて楽しめました。

内容★★★★


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2010/12/22 (Wed) 19:57

講談社コミックス
2010年12月

大巨人の出現により壁が崩壊し、無数の巨人が壁の中に侵入する。ミカサは次々に巨人を倒すがエレンの死の知らせに動揺し、危機に陥ってしまう。そこへ巨人を襲う謎の巨人が登場し、ミカサの窮地を救う。何体もの巨人をなぎ倒し、遂には力尽きた謎の巨人。その正体は‥‥!!




まだまだ巨人について謎が多すぎて、この時点で判断することではないのでしょうけど、エレンのことではちょっとがっかりでした。
元に戻れなくて苦悩するとか、このマンガには徹底的な絶望を期待していたのでした。
状況は決してよくなったわけではないけれど、この先ありきたりのストーリーになってしまうのではという危惧も無きにしも非ずです。
予想を裏切ってくれることを期待しています。



内容★★★


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2010/12/22 (Wed) 13:00

小学館
2010年10月

『エースをねらえ!』から“男はいかに生きるべきか”を学び、『バガボンド』で教育の本質を知る。手塚治虫の圧倒的な倫理的指南力に影響を受けた幼少時代、今なお、読み続ける愛すべき少女マンガ…戦後マンガからボーイズラブまで、雑食系マンガ・リーダーの著者が、世界に誇る日本カルチャーについて熱く語る。『日本辺境論』で語りつくせなかった「日本人論」。

累計1000万ヒットを超える人気ブログ『内田樹の研究室』から、漫画についての内容をよりすぐり、書籍化。内田ファンからマンガファンまでが楽しめる、エッセイ・作品論・日本論などを、マンガを通して語る1冊。内田樹先生による手直しを加え練り上げたウチダ流のするどい文明論・文化論。第七章にある養老孟司先生との対談も必見!!





「街場のメディア論」ほどではないですが(内容もインパクトも)、なかなか楽しめました。
「矛盾」の解釈や日本語とマンガの関係など、なかなか興味深かったです。
全てに賛同できるわけではないですが、そういう考え方もあるのか、と勉強にはなります。
ただアメコミに関してはどうでしょうね。あまり読んでいないものに関してどうこう決め付けるのはいただけないですね。手法はともかく、ナショナリズムはある一部を取り上げているだけでは。これでは「マンガなんてくだらん」といっていると人と変わらない気がしますが…。

内容★★★★


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2010/12/21 (Tue) 21:57

小学館 ビッグコミックス
2010年12月

カウカウ事務所陥落、部下拉致…丑嶋はこのピンチをどう切り抜けるのか!?凶悪・鰐戸(ガクト)三兄弟との因縁の対決がついに決着!
一方、すべての負担を取った幼なじみ竹本に対して、丑嶋が意外な感情を溢れさせ…。大反響シリーズ「ヤミ金くん」編が完結!
リア充モテ男は何を求めてこの時代をさすらうのか?新シリーズ「トレンディーくん」編も開幕!





カウカウファイナンス最大の危機と思われた事件もようやく解決です。思ったよりあっけなく感じたのは私だけでしょうか。
それでもやはり苦い終わり方なのは、ウシジマ君ならではかもしれません。
続く「トレンディーくん」のモテ男くんのずぶずぶと泥沼に嵌っていきそうな様子。
やはりこのマンガを読むと、気が重くなります。



内容★★★★


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2010/12/20 (Mon) 20:18

ポプラ社
2010年12月

第5回ポプラ社小説大賞受賞作。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。
そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。





重いテーマの割にストーリーはかなり軽いですね。なので感動も共鳴もなく、何も伝わってこないです。
水嶋ヒロさん自体をほとんど知らない私は、バイアスがかかっていないつもりですが、この作品はちょっと褒めにくいかも。
水嶋ヒロさんが小説を書いた、ってことは不況の出版業界のカンフル剤としても悪くないとは思うけれど、この作品が大賞を取ったというのは納得しかねます…。
普通に出版しとけば、ここまで批判を買わなかったのじゃないかな。出版社のせいですね。

内容★★


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