2010/03/03 (Wed) 10:22
1994
監督:ティム・バートン
出演者:ジョニー・デップ、マーティン・ランドー、サラ・ジェシカ・パーカー、パトリシア・アークエット
原題:Ed Wood
上映時間:127分
製作国:アメリカ
エド・ウッドは幼い頃から映画が大好きで、映画監督なることを夢見る青年だ。ある日彼は、性転換をテーマにした映画の製作話を耳にして、早速製作会社に行き、『女装趣味のある自分こそ監督に適任』と売り込むが相手にされない。その帰り道、彼は偶然往年の怪奇映画スター、ベラ・ルゴシと出会う。そして彼の名前を利用して資金を調達し、遂に初監督作品『グレンとグレンダ』を完成させるのだが、評価は散々なものだった。それでもエドは周囲の酷評や嘲笑など全く意に介さず、新しい作品作りに意欲を燃やすのだった…。
「猿の惑星」の鬼才、ティム・バートンが、史上最低の映画監督エド・ウッドの若き日を愛情たっぷりに描いた人間ドラマ。
確かに作り手の愛情が作品に窺われますが、昔のホラー映画の知識がない私にはあまり感慨はありませんでした。
マニア向けな気がします。
ただ、周りに何か言われても、へこたれず突き進んでいく姿は見ていて気持ちよかったです。
逆に言えば、あまり苦悩が描かれておらず、軽い印象にも感じましたが。
映画を作る資金繰りの難しさは勉強になりました。スポンサーの意向を汲まなければならないこととか、口先が上手くないと無理なことも…。
映画自体の良し悪しだけでなく、そういった背景も考えながら、今後は作品を観ていくよう心掛けたいです。
内容★★★
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