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2010/02/28 (Sun) 12:34

2000
監督:ジャン=ポール・サロメ
出演者:ソフィー・マルソー、フレデリック・ディーフェンタール、ミシェル・セロー、ジュリー・クリスティ
原題:Belphegor, Phantom of the Louvre
上映時間:97分
製作国:フランス

1935年、考古学者デフォンテーヌ教授率いる遺跡調査団は、3000年前のミイラを発掘した。石棺に収められたミイラは、ルーヴル美術館に向けて船で搬送すべく、港を出航。が、間もなく、教授も乗組員たちも悪夢にうなされ、謎の自殺が続出。教授も謎の死を遂げ、その記録はルーヴルの収蔵室の奥深くにしまわれたきり、忘れ去られてしまう。
 やがて現代―。大規模な拡張工事を開始したルーヴル美術館の地下収蔵室から謎の石棺が、デフォンテーヌ教授の日誌と共に発見される。イギリスからミイラ学の権威グレンダ・スペンサー博士(ジュリー・クリスティ)が呼ばれ、ミイラの調査が始まった。しかし、そのときから不可思議な現象がルーヴル内に蔓延する。度重なる電気回路の故障は、周囲の建物にも広がっていった。
 美術館正面のアパートの一室に住む若い女性リザ(ソフィー・マルソー)は、病弱の祖母との2人暮らし。急な停電で電気会社に連絡すると、スタッフのマルタン(フレデリック・ディフェンタール)が飛んできて即座に修理するが、その直後、リザの祖母が倒れ、息をひきとってしまう。祖母から受け継いだ香水店も立ち退きを強いられ、彼女は仕事も失ってしまう。そんなとき、またも電気回路がショートし、彼女はマルタンを呼び寄せる。電気ボックスを調べようとアパートの地下に降りた2人は、そこがルーヴル美術館の工事現場に繋がっていることを知る。好奇心に駆られてどんどん奥に進むリザをマルタンが追い掛け、気がついたとき、2人は誰もいない夜中のルーヴル美術館内に佇んでいた。守衛にみつかり、逃げる2人。リザはマルタンとはぐれ、地下室に迷い込む。そこで横になっているミイラを見てしまったリザは、その直後から不思議な感覚に襲われた。心配して外で待っていたマルタンも、リザの様子にそれまでとは違う、只ならぬ気配を感じるが…。その夜以来、リザは原因不明の耳鳴りに悩まされる。寝ているはずなのに、朝目覚めたとき、疲れ果てている。昼間は、自分でも知らぬ間にルーヴル美術館をさまよい歩いている。そんなとき、見学の子供たちの前で「死者の書」をすらすらと解読して回りの人々を驚かせるという一件もあった。リザ自身、それまで「死者の書」を読んだことなど一度もなかったのに…。
その頃、真夜中のルーヴルでは謎の怪奇現象が頻発していた。真っ黒なマントの亡霊を見たと証言する守衛たちを、館長はバカにして信じないが、そんな彼らが次々に謎の死を遂げるに至って、彼は元刑事ヴェルラック(ミシェル・セロー)を呼び寄せる。ヴェルラックは、その怪奇現象に覚えがあった。若い頃、ルーヴル美術館内で謎の現象が発生し、死者が出た事件を彼は捜査したことがあった。しかし、そのときは謎のまま、いつしか忘れ去られてしまっていた。ヴェルラックは、<グラン・ルーヴル>の改修工事が始まったことと、この怪奇現象が無関係ではないと踏んでいた。彼は今度こそ亡霊の正体を暴こうと、館内に寝泊まりを始める。そして、謎の怪人がエジプトに関係のある死者の弔いの品々を集めていることを発見。これが何か解決への糸口となるのだろうか―?


ミステリー?ホラー?
どちらにしても、演出のせいか、あまり面白く感じませんでした。
ストーリーもありきたりというか、平坦。
せめて、せっかく本物のルーヴル美術館で撮影しているのなら、もっと映してくれればいいのに。それかもっと映画に利用するとかして欲しかったです。
ソフィー・マルソーは確かに美しいですが、ただそれだけでは…。
観るに耐えない映画というわけではないのですが…。





















内容★★★


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