2009/12/11 (Fri) 10:39
2006
監督:オスカー・レーラー
出演者:モーリッツ・ブライブトロイ、クリスティアン・ウルメン、マルティナ・ゲデック、フランカ・ポテンテ
原題:Elementarteilchen
上映時間:113分
製作国:ドイツ
舞台は20世紀末のドイツ。かつて両親に養育放棄された異父兄弟 ― 国語教師の兄・ブルーノは、国語教師でありながら満たされない愛の欲求を強烈な性的欲望にすりかえ、ヒッピー達が集うキャンプ場や風俗クラブへ出向く。一方、天才的な研究者として静かな生活を送る弟・ミヒャエルは、クローン技術を応用した人類の進化を模索する。
現代社会の恐ろしいほどの愛の欠如と絶望感を、ユーモアと悲哀をまじえて痛烈に描いた問題作!
難しい映画ですが、見ごたえはあります。
原作はミシェル・ウエルベック作のベストセラー小説。
奔放な母の元に生まれたせいか、性に両極端な2人。
人は誰でも心にトラウマを抱えているとは思いますが、それが判りやすく極端に出てしまった感じ。
家族を知らない2人が求めていたのは、結局は心の拠り所となる人だったのではないでしょうか。
…言いたいことは他にあるのですが、うまく言葉に表せそうにありません。
生きる意味って本当に何なんでしょうね。
まだまだ私には、答えは出せそうにありません。
内容★★★★
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