2009/12/12 (Sat) 10:53
2005
監督:ウッディ・アレン
出演者:ジョナサン・リース=マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、マシュー・グッド、エミリー・モーティマー
原題:Match Point
上映時間:124分
製作国:イギリス・アメリカ・ルクセンブルグ
男は人生の深遠を覗き"運に恵まれた"とつぶやく
ただ、運に左右される人生は不安だ
自分の力が及ばないからだ
テニスの試合でボールがネット上に当たる
その瞬間 ボールがどっちに落ちるか──
運良く向こうに落ちたら、勝ち
こっちに落ちたら、負けだ
ロンドンに住む元プロテニス・プレイヤーのクリス・ウィルトン。野心的なクリスは、彼がテニスを教えている大金持ちのトムと親しくなり、やがて彼の妹クロエと婚約、結婚する。
クロエの父の経営する大企業でも重役ポストを与えられ、憧れの上流階級への仲間入りを果たす。お金、社会的地位、妻―着実に夢に描いてきた生活を手に入れていくクリス。だが彼は挑発的なトムの婚約者、ノラにどうしようもなく惹きつけられ、関係を持ってしまう。
妻はイギリス上流階級のお嬢様。 愛人は美しいアメリカ人の女優。しだいに、妻クロエとノラとの間の二重生活を密かに築いていくクリス。愛欲と野望の狭間でクリスの想いは激しく揺れ動き、ついにとんでもない結末へと辿りつく......。
ウッディ・アレンの評判はよく聞きますが、私にはどうもイマイチピンときません。というか、語るほどには観ていませんけど。
この作品も面白いは面白いですが、絶賛というほどでもないというのが、私の印象です。
人物とかは上手く描けていて、かなりリアルだと思います。
テーマである運も、おかしくない程度に抑えられています。
そつがない代わり、こじんまりとしてしまっているという感じがどうにも拭えません。
スカーレット・ヨハンソンの魅惑が強すぎたせいで、そう思えてしまうのかもしれません…。
内容★★★★
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