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2024/11/16 (Sat) 09:47
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2009/11/03 (Tue) 10:11

2008

16世紀イギリス。時の国王・ヘンリー8世(エリック・バナ)に“男の後継者を産めない王妃(アナ・トレント)との関係が冷めている”といううわさを聞きつけ、駐フランス大使のトーマス・ブーリン卿(マーク・ライランス)は、彼の2人の娘を実家に連れ戻す。ブーリン卿は娘のアン(ナタリー・ポートマン)に国王を誘惑させ、彼の息子を産ませようと目論んでいた。だが、その目論見は外れ、国王はアンの妹・メアリー(スカーレット・ヨハンソン)を見初める。そのときすでに結婚していたメアリーだったが、家族の圧力により、渋々、国王と関係を結び、待望の男子を産む。やがて、優しい国王に惹かれていくメアリー。その頃、王妃の座を狙うアンは、ある策略を練っていた…。フィリッパ・グレゴリー原作の小説を映画化した、英国王室をめぐる2人の姉妹の愛と憎しみの物語。


原題:The Other Boleyn Girl

史実からかなりアレンジしてあるらしいので、歴史の勉強としては観ない方がいいみたいです。
まあ、逆にここが違うってあとでわかったほうがより印象づいていいのかもしれません、なんて私は思っていますが。
この映画は歴史の舞台を借りたメロドラマなのかな、という印象を受けました。
まったく違う性格の姉妹が、王に、父親に、物のように扱われ、それでも必死に生きる姿が印象的でした。
富とか権力ばかり求める人々に翻弄され、犠牲になったふたり。
いや、弟が一番可哀相かな。
今の世の中でも理不尽なことはいくらでもあるけれど、昔よりましになったのかな、とは思います。
2人の女優の名演は一見の価値ありです。

内容★★★★



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