2009/09/02 (Wed) 10:28
2006
アフリカのシエラレオネ共和国で、3人の男女が運命的な出逢いを果たす。元傭兵のダイヤ密売人アーチャー(ディカプリオ)、反政府軍RUFの襲撃によって家族と引き裂かれたソロモン(フンスー)、そして、紛争ダイヤモンドの真実を暴こうとするジャーナリストのマディー(コネリー)。
すべてはソロモンが闇ダイヤの採掘場で大粒のピンク・ダイヤを発見することから始まる。ひとりはそのダイヤの利益で救いのない暗黒大陸から抜け出そうとし、ひとりは引き裂かれた家族を取り戻そうとし、ひとりは真実を記事にするための動かぬ“証拠”を求める。
アフリカ地域紛争で武器調達の資金源として不法取引される“ブラッド・ダイヤモンド”。そのひとつのダイヤに託された、全く異なる3つの願い。アフリカが現在もなお抱える問題を絶大なリアリティで力強く描き、物語は感動的なラストへと向かっていく―。
また知らなかった現実が…。
どれだけ世界のことを知らないか、また思い知らされ自己嫌悪です。
この「紛争ダイヤモンド」は、減少はしたものの、まだ続いているそうです。
これを止められるのは消費者だけだと映画でいっています。
確かに需要がなければ、こういうことは起きないはずですから。
この映画を観た後、ダイヤモンドを買おうと思う人がどれだけいるでしょうか?
また、形は違えど、レアメタル、人身売買…。
人に欲がある限り搾取は続き、弱者が虐げられることはなくならないのかもしれません。
主演のレオナルド・ディカプリオ。
「クイック&デッド」の役とは別人のような迫力がありました。
「ギャング・オブ・ニューヨーク」「ロミオ+ジュリエット」がもう一度観たいです。
また、もうひとりの主役とも言えるジャイモン・フンスー。
「アイランド」にも出演していたと後で知りました。
役がまったく違い、まったく気が付きませんでした。
社会派の映画でありながら、エンターテイメント性も損なわれていない素晴らしい映画だと思います。
内容★★★★★
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