2011/04/13 (Wed) 10:31
文芸春秋
2011年3月
こっここと渦原琴子は、口が悪く、偏屈で硬派の「孤独になりたい」小学3年生。三つ子の姉をはじめ、両親祖父母の7人に愛されて暮らす公団住宅は、孤独とはまるで無縁なのだ。同級生の貧乏も金持ちも難民も在日も体の病気も心の病も、子供の世界の問題はより直接的でより繊細なもの。新たな命や夏休みのある出来事を経て、悩み考え成長する姿をユーモラスに温かく描いた感動傑作。
面白過ぎ。
小学生らしい真っ直ぐさ、純粋さも勿論よかったけれど、強烈な関西弁とツッコミ、リズムが読んでいてとても気持ちよかったです。
「うるさいぼけ」「なにがおもろいねん」
もう、癖になりそうです。
もっと読んでいたかった。
今思えば、昔私も変なことにあこがれてたなぁ。うんうん。
内容★★★★★
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