2009/09/12 (Sat) 13:48
集英社
2007年2月
友達がいない。学校も家も面白くない。誰も自分のことを分かっ
てくれない。そんな思いを抱えた少年少女たちが、つらい現実から身を守るように、それぞれの妄想世界を作り上げる。その世界では街が水没したり、お菓子帝国軍と戦ったり、竜巻に乗った王子様が迎えに来てくれたり・・・。みんなの妄想がひとつになったとき、何かが起こる!? 八人の少年少女、その心の旅の行き着く先は----。
デビュー以来、独創的かつ孤高の道をゆく漫画家・古屋兎丸が、小説家・乙一と一緒になってストーリーもヴィジュアルも練り上げた完全合作。迷える10代の心を切なく描き出す、天才×天才の豪華コラボレーション。
乙一作品ということで読んでみましたが、ちょっと微妙ですね。
いいたいことはわかるのですが、主人公たちの切実さがあまり伝わってきませんでした。なぜでしょう。
みんな不安で強調するというの難しく、妄想の世界に逃げ込みたくなるという気持ちは分かるのですが、ちょっと奇を狙いすぎではないでしょうか。
だから近く受け止められないのかもしれません。
ラストは嫌いではないのですが…。
内容★★★
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