2009/06/16 (Tue) 20:11
講談社 アッパーズKC
2002年3月
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2002年9月
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2003年3月
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2003年11月
⑪文七の出現は格闘界を大きく動かす。空手道北辰館館長・松尾象山は他流の参加を認めたトーナメントの開催を表明、自らも現役復帰を宣言する。これに対し、プロレス団体FAW社長・グレート巽も、大々的な異種格闘技を企画。その中で文七と北辰館の実力者・堤城平との真剣勝負を実現させる。互いの強さを認める者同士がひとつのリングに立ったとき、格闘史に残る壮絶な試合が始まった。
⑫第三試合、グレート巽の秘蔵っ子・鞍馬彦一が乱入、柔道世界一との対戦を無理矢理認めさせてしまう。
⑬丹波文七が堤城平との試合に勝利し、その身を休めている一方で、格闘技界は場所を選ばず様々な男達が一対一の火花を散らしていた。柔道世界一の船村弓彦をグレート巽の秘蔵っ子、鞍馬彦一がハイキックで瞬殺。また、テレビ放映のある試合で、ロシアンフックを最大の武器に持つイゴーリー・ボブが台本通りの試合をせず、真剣勝負を挑むが、グレート巽は彼を頭突き一閃、さらには片腕までをへし折った。その試合後、グレート巽の控え室に空手界最高峰、松尾象山が姿を見せ、対決を申し込むのだった。
⑭北辰会館が主催する全日本空手道オープントーナメントはその幕を切った。参加者の32名中、他流派は16名。いつもの倍以上だった。その理由はグローブ装着につき顔面パンチが今大会より解禁になったのだ。一回戦目に試合場にあがったレスラー・長田弘は試合前に道衣を脱ぎ言い放った。「他の格闘技に声をかけておきながら、空手着を着ろとはおかしい」退場になりかけた長田を引き止めたのは意外にも北辰館館長・松尾象山だった。長田の言い分を認め、寝技も掴みも無制限と言った。空手界初のノールールトーナメント、果たしてその行方はいかに!
戦い尽くめです。
プロレス側の異種格闘技がり、北辰館トーナメントもついに始まりました。
まだトーナメントも終わっていないのに、このあと、FAW対北辰館の5対5もあるとか。
久我重明も参加するらしく、私の予測は外れました。
丹波対堤の試合は、原作の雰囲気がとてもうまく表現されていてびっくりしました。
原作を読み返したくなってきました。
内容★★★★
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