2010/01/18 (Mon) 09:32
1936
監督:チャールズ・チャップリン
出演者:チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード、ヘンリー・バーグマン、チェスター・コンクリン
原題:Modern Times
上映時間:87分
製作国:アメリカ合衆国
お金と機械にがんじがらめの“今の時代”を風刺したチャップリンの長編喜劇。大工場の工員チャーリーは、ベルトコンベヤーで運ばれてくる部品のネジをしめ続けるうちに手の動きが止まらなくなり、狂人と思われ病院に送られる。退院するとクビになり、街をうろつくうちに、工員のデモ隊のリーダーと間違えられて監獄行き。放免されて造船所で働くが、未完成の船を進水させてしまい、波止場で食べ物を盗む娘とともに逃亡する。川辺にボロ小屋を見つけて住みながら、二人は職探しに出かける……。
「街の灯」と共に、チャップリンの映画の中で特に私が気に入っている映画です。
70年以上前の作品とは思えないくらい、先を見ていた映画だと思います。
この映画と今現在って、基本的に何も違わないように見えます。
機械化批判ばかりに目が行きがちですが、人生の縮図もこの映画では描かれているように思えました。
順調に行きそうにみえて、それがダメになって…の繰り返し。
それでも、ラストシーンでも笑顔を絶やさず、2人は希望を持って寄り添い歩いてゆきます。
このラストシーンは本当に大好きです。
内容★★★★★
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