忍者ブログ
アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
Admin / Write
2024/04/20 (Sat) 05:05
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2009/11/30 (Mon) 09:33

2002
監督:ビンチェンゾ・ナタリ
出演者:ジェレミー・ノーザム、ルーシー・リュー、ナイジェル・ベネット
原題:Cypher
上映時間:95分
製作国:アメリカ合衆国、カナダ

結婚にも仕事にも行き詰まった平凡な会社員モーガン・サリバンはついに会社を辞め、刺激を求めてハイテク企業デジコープ社の産業スパイとなる。彼はジャック・サースビーという名と偽のIDを与えられ、早速ある企業のコンベンションに潜入、情報盗聴を開始する。モーガンはかつてないスリルとサスペンスに興奮を覚え、任務を成功させるたびに自信を付けていった。しかし同時に、激しい頭痛と奇妙な映像のフラッシュバックに度々見舞われるようになる。そんな時、謎めいた女性リタが現われ、モーガンに驚くべき事実を伝えるのだったが…。


「CUBE」の監督ということで観てみました。
ちょっと置いてきぼりがちになりそうですが、二転三転するストーリーは小気味よく、スピーディーでよかったです。
自分が本当は誰だか分からない、そんな足元もおぼつかないような不安定感もうまく描かれていると思いました。
無機質な未来観も、何だか懐かしい感じでした。
一番印象に残っているのは、目を機械に見開かれるシーンでした。これは怖かった。

内容★★★★



拍手[0回]

PR
2009/11/27 (Fri) 09:45

2006
監督:トニー・ジグリオ
出演者:ライアン・フィリップ、ジェイソン・ステイサム、ウェズリー・スナイプス、ジャスティン・ワデル
原題:Chaos
上映時間:107分
製作国:カナダ、イギリス、アメリカ

米シアトルのグローバル銀行を強盗グループが襲撃、人質を捕って立てこもった。リーダーのローレンツ(ウェズリー・スナイプス)は、ベテラン刑事コナーズ(ジェイソン・ステイサム)を交渉人に指名。コナーズは謹慎処分の身だったが、新米刑事デッカー(ライアン・フィリップ)とコンビを組んで現場に復帰する。コナーズはSWATと共に強行突破を試みる。その瞬間、ビルは爆破され犯人たちは騒ぎに紛れて鮮やかに逃亡した。しかし、金庫からは現金も宝石類も何も盗まれていない…。コナーズとデッカーはパズルのように不可解な謎の断片を手がかりに真相を追う。果たして犯人たちの真の目的とは? “カオス理論”に隠された史上最大の犯罪を巡って、知能と肉体が駆使される予測不可能の駆け引きがはじまる! この真実には誰も近づけないのか…。


銀行から犯人が逃走するシーンでは、私の中で「インサイド・マン」とちょっと被りましたが、その後の展開はまったく違い、どうやら杞憂だったようです。
新米刑事が結構切れ者で格好良かったです。
初めにバラバラに蒔かれた点が徐々に線で結ばれていく…映画にもその台詞がありますが、まさにそれを体験できます。
アクションも見ごたえがありました。
紙幣に香りをつけるとか、私の知らなかった捜査方法なども描かれていて、勉強にもなりました。

内容★★★★



拍手[0回]

2009/11/20 (Fri) 09:15

2007
監督:ベン・アフレック
出演者:ケイシー・アフレック、ミシェル・モナハン、 モーガン・フリーマン、エド・ハリス
原題:Gone Baby Gone
上映時間:114分
製作国:アメリカ合衆国

パトリック(ケイシー・アフレック)はボストンでパートナー兼恋人のアンジー(ミシェル・モナハン)と組んで失踪者を探す私立探偵。ある日、下層階級が住む小さな町で少女誘拐事件が起きる。4歳の少女アマンダが自宅から忽然と姿を消したというのだ。「娘を助けて」と悲痛な姿をテレビカメラにさらし世間の関心を一身に集める母親・・・テレビのニュース、ワイドショーは一斉にこの事件を取り上げ、街は騒然となる。初日に解決をしないと、検挙率が10%まで落ち込むという誘拐事件。しかし少女の失踪から既に3 日が経過していた。そんな中、パトリックとアンジーのもとへ、アマンダの叔母ビー(エイミー・マディガン)と叔父ライオネル(タイタス・ウェリヴァー)が訪れ、姪の捜索を懇願する。事件の重さにアンジーは難色を示すが、ビーの熱心な依頼に根負けし、二人は仕事を引き受ける。アマンダの母親へリーン(エイミー・ライアン)を訪ねてみると、彼女は酒とドラッグに溺れた自堕落な暮らし振り。誘拐前は、彼女の育児放棄を見かねたビーとライオネルが何かとアマンダの世話を焼いていたのだった。しかし、捜索は遅々として進まず、誰もが焦燥感に駆られていた。パトリックとアンジーはボストン市警の刑事たちと組んで全力で捜査を進める。次第に捜査線上に浮かび上がるその町の暗部。ドラッグ中毒者、売人、闇を抱えた人間たちが集まる酒場、そして暴力・・・。やがて彼らは、ヘリーンがドラッグの売人から金を盗んだという事実をつかむ。アマンダの誘拐は、この代償だったのか・・・?


深い作品でした。
なぜかこの作品は日本未公開なのだそうです。派手さや娯楽性がないためでしょうか。
確かに、この作品の結末は、私にとってはやるせないものでしたが…。
法の遵守と本当の正義というものを考えさせられる作品でした。
所詮、法律は人間が作ったもので完全であるはずがなく、なければ秩序が保てないのは明らかですが、すべてをしゃちほこばって守っていても社会が機能しないのも事実だと思います。
ここら辺、機械っぽくなるのではなく、人間の判断というもので、もう少し柔軟にできるような気もするのですが…。無理かな?

久しぶりに、目の前が暗くなるほど腹が立ちました。主人公の行動に。
この主人公の行動は、正義を貫くという建前の元、自己保身、自己満足のためとしか、私にはとれませんでした。
私にとって、これはバッドエンディングです。
でも、あえてそちらを映画にしたからこそ、強く印象に残っているし、考えさせられるのだと思いました。

内容★★★★★




拍手[0回]

2009/10/20 (Tue) 11:20

2005

ジョン・コンスタンティンには、普通の人間には見えないものが見える。末期の肺ガンに冒されてもタバコを吸い続けるヘビースモーカーである彼は、厭世的ですさんだ生活を続けていた。生まれたときから備わった「特殊な能力」で、超常現象を専門に扱う変り種の探偵を生業としている。普段は誰も気づかない、この世のわずかな空気の乱れを敏感に察知するコンスタンティン。異変はすでに起こりつつあった。友人の神父から依頼を受け、悪魔に取り憑かれた少女のもとへ赴いたコンスタンティンは、いつもの悪魔祓いの儀式の途中で、言い知れぬ恐怖を覚える。これまでとは何かが違う…。長い間保たれてきた天国と地獄のバランスが崩れ去ろうとしている予感。それを裏付けるようにコンスタンティンの周囲で蠢きだす不気味な出来事の数々。病魔に冒された現実と、得体の知れない謎を抱え込んだ彼のもとに、アンジェラ・ドッドソン刑事が、自殺した姉妹イザベルの死の真相を探るべく、協力を求めにやってきた。アンジェラの頼みをいったんは断ったコンスタンティンだが、その背後につきまとう悪魔の姿を見て、彼女こそが謎を解く鍵を握る人物と知る…。この世とあの世の境界線で、いったい何が起ころうとしているのか?ただひとつ確かなことは、かろうじてこの世を成り立たせてきた危ういバランスがついに崩壊を始めたということ。それは、終末への序章なのか?越えてはいけない一線を越えて、何かとてつもないことが動き出そうとしているのだ-----。


原題:Constantine

原作はアメコミの"Hellblazer"。
独自の世界観がきっちり構築されていて、それを表現するCGも素晴らしく、かなり面白い映画でした。
原作がとても読みたくなっちゃいました。
マカロニウエスタンを思わせる癖のある主人公、そつのないストーリー展開、美しい映像。かなり高水準でまとまっていると思います。


主人公を演じるのはキアヌ・リーブス。「マトリックス」はあまりにも有名ですが、私は「リプレイスメント」「チェーン・リアクション」なんかも好きだったりします。
この映画の時点で40歳越えてるっていうのが、ちょっと信じられないです。

ヒロインのレイチェル・ワイズは、この前「ナイロビの蜂」を観たばかり。「チェーン・リアクション」でもキアヌと共演してたんだ…覚えてないです。

ジョンの助手役はシャイア・ラブーフ。「トランスフォーマー」の主人公サムですね。

あとガブリエル役のティルダ・スウィントン。どこかで観たことあるようなと思っていたら、「ナルニア国物語」の氷の女王!


続編はあるとか、ないとか、定かではないようです。
勿論私は観たいですけどね。

内容★★★★★




拍手[0回]

2009/10/14 (Wed) 13:41

2007

2004年11月1日、ハンク・ディアフィールドの元に、息子のマイク・ディアフィールドが軍から姿を消したという不穏なニュースが告げられる。軍人一家で育った息子に限って、無許可離隊などあり得ないと思ったハンクは妻のジョアンを残し、息子を探すために帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。地元警察の女刑事エミリー・サンダースが彼の捜索を手伝い、一歩一歩真実を解き明かしていくのだが、そこには父親の知らない息子の"心の闇"が隠されていた。そしてこの事件に裏に潜む真実は、ハンクがこれまで信じてきていた全世界を揺がすほどの衝撃的な事実となる。疑うことなく抱き続けた自らの信念を根底から覆される時、人はどう真実と向き合い、どう答えを出すことができるのか…。


原題:In the Valley of Elah

アメリカの英雄を讃える時代はもう終わったのかもしれない。
そんなことを思わせる映画でした。

父親は、軍人であったことを誇りに思っていて、子供たちにどれだけ勇敢に戦ったかを語る。
子供たちは、父親に褒められたいがために、父親のようになりたいがために軍人になる。なぜ戦うのか、その理由も目的もわからないまま…。
そして、戦場の過酷さに耐え切れず、PTSD(心的外傷ストレス障害)となってしまう。
軍のせい、国のせい、戦争のせい…そうするのは簡単だけど、子供を送り出した自分に一番責任があるのではないか。
そう思うからこそ、彼は息子殺しの犯人に何も言うこともなく立ち去ったのではないでしょうか。

テロ、そして経済崩壊…。
今、アメリカは変化を求められているときだと思います。
そんなメッセージさえ感じ取れる、深い映画でした。


トミー・リー・ジョーンズの深いしわと、その口数の少なさに渋さを感じ、シャーリーズ・セロンのすっぴんに近いナチュラルメイクに、改めて彼女の美しさを認識し、スーザン・サランドンの「テルマ&ルイーズ」の記憶とのギャップに、確実に年月は過ぎているということを実感せずにはいられませんでした。

内容★★★★★


拍手[0回]

  HOME   1  2  3  4  5  6 
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
カテゴリー
フリーエリア
にほんブログ村 英語ブログ 洋書・映画の英語へ blogram投票ボタン ↑ランキングに参加していますので、いずれかクリックしていただけると励みになります。 しかっちさんの読書メーター
ブログ内検索
プロフィール
HN:
しかっち
性別:
非公開
バーコード
カウンター
最新コメント
最新TB
忍者ブログ [PR]