2011/06/15 (Wed) 11:37
講談社
2011年3月
ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。
誰も信じなくても、自分だけは信じよう。
加賀シリーズ最高傑作
寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。
帯には、「加賀シリーズ最高傑作」と謳っていることだろうと思います。その看板に偽りなし、と作者からも一言添えておきます。――東野圭吾
安定感ありますね。
やはり面白かったです。
バリバリの推理より、こういう人情味のあるお話の方が私の好みです。
人としてどう生きていくのか、また大人として、子供が間違ったときにどうするべきなのか考えさせられました。
本筋にはあまり関係ないけれど、インターロックの件は、私も工作機械を扱っているので、あまり人事とは思えなかったです。
安全と効率は悩める問題です。
古い機械には、インターロックは付いていませんが…。
内容★★★★
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