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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2010/08/04 (Wed) 10:58

メディアファクトリー
2010年2月

シリーズ累計130万部突破の大ベストセラー!!
ファンも多かったルイ君(オタクのフランス人)、ジャックさん(日本語堪能)をはじめ、新キャラクターが大活躍。
学生さんたちもパワーアップして、凪子先生も大忙し・・・。
今日も日本語に関する珍問奇問に答えます!!
思わず爆笑、そしてためになる日本語コミックエッセイです。



1作目に負けず劣らずの面白さでした。
太陽を描くときの赤、漫画の台詞の当て字、忌み言葉等々…。
はっとさせられたり、感心したり、納得したり、大笑いしたり…。勉強になりますねぇ。
日本の文化について、知らないことの多さに気付かされるのと同時に、異国の文化にも少しだけ触れられて、興味をそそられます。
この本を読んで、他の国についてもいろいろ知りたくなってしまいました。日本についてももっと勉強しなくてはなりませんが。


日本語教師って、給料が安く大変らしいですが、毎日が勉強みたいで、やりがいのある職業みたいですね。苦労も多そうですが。
外国語を学ぶということは、その国の文化も共に学ばなければならないということを、改めて認識させられました。
第三弾の登場を心待ちにしています。

内容★★★★★



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2010/07/28 (Wed) 11:55

集英社
2010年6月

激動の時代を生きた母の生涯を綴る著者初の自伝的長編小説。
「わたしは幸せだろかいね。うん、幸せたい。そうたい、幸せたい」
穏やかな老後を迎え、そう一人ごちていた母。しかし十六の春、婚約者を頼って植民地だった朝鮮半島から単身日本に渡った母の人生には、底知れぬ苦難が秘められていた。
時に感情を爆発させ、時に少女のようなあどけなさを見せた母。その逝去をきっかけに、著者は母の人生と、自らの家族の歴史を振り返る。それは戦中・戦後、日本全体がまだ貧しかったころ、そして人々の間の距離が短く、家族の絆が熱かった時代の記憶だった。
「在日」として生きてきた親子二代の軌跡を辿り、母とは、そして家族とは何かをストレートに問う、感動の一冊。





学生の頃、ということはかなり昔ですが、私の住んでいるところからそんなには遠くないところに朝鮮人の部落があり、怖いから近付いてはいけない、なんてことを聞いたり、駅で日本人と朝鮮人の学生たちの対立があったとかは聞いていましたが、私は直接見たこともなく、また関心もないままでいました。
なので、この本でようやく在日朝鮮人の苦労を知ることになった次第です。恥ずかしながら。本当に知らないこと多すぎです。
思い起こせば、やはりその当時の話には、差別や偏見がにじんでいたと思います。この本を読むまではそのことを忘れていたのですが、今はどうなのでしょう。そんな差別はなくなっていると思いたいのですが…。

日本と韓国、どちらをも祖国と呼べずに中途半端な状態にされた人々の苦しみが伝わってきます。
一番印象的だったのが、戦争特需により、生きながらえたということです。
戦争は勿論あってはいけないのですが、その戦争による景気回復がなければ生き延びることができない人々もいたという事実に、なんとも複雑な心境でした。
子供が独立していくときの、うれしさと寂しさの入り混じった憤りというか、そのあたりもうまく描けていると思いました。
いろいろ考えさせられる本でした。

内容★★★★


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2009/03/22 (Sun) 01:02

小学館
2007年11月

時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
映画化企画進行中!新しい英傑がここにある。
城戸賞受賞、注目の大型新人脚本家が自ら小説化!武・智・仁で統率する従来の武将とは異なる、駄目だが人間臭い魅力で衆人を惹きつけて止まない英傑像を提示した、まったく新しいエンタテインメント小説。


2009年本屋大賞ノミネート作品。

「のぼう」は「でくのぼう」からついた綽名だそうです。
成田軍vs石田三成の戦いを描いています。
「のぼう様」を取り巻く3人の武将はなかなかに魅力的なキャラクターですが、肝心な「のぼう様」の良さがあまり伝わってこないような…。
そして、その「のぼう様」のために命を投げ出す百姓たちの気持ちもこの本からは伝わって来ず、あまり納得できませんでした。
史実を基に描かれているので、歴史の勉強とわりきれば、わかりやすく良いのですが、小説としての惹きつける魅力というものはあまりないような気がします。
ちょっと残念。

内容★★★


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