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2009/03/11 (Wed) 23:42

講談社
1987年3月

高松城攻めの最中、織田信長、本能寺に死すとの報をキャッチした秀吉は、巧みに毛利方と和を結び、一目散に京をめざす。世にいう“中国大返し”。主君を斃した明智光秀を討った者こそ、次代のリーダーなのだ。天王山の麓、山崎の合戦で光秀に勝った秀吉は、天下人への確実な第一歩をしるしていた。


この文庫からは外されていますが、元のタイトルになぜ「異本太閤記」というサブタイトルがついていたのか、この巻を読んで納得しました。
この山岡版では、明智光秀が「山崎の合戦」では死んでいないという説を元に話が展開していくからでした。

織田家の相続問題のシーンはドラマ「寧々」でも描かれていて、イメージがしやすく、読んでいて楽しかったです。

心底慕えるかどうかはともかく、やっぱり秀吉はすごい人です。
でもやっぱり私の生徒たちはこういう本は敬遠するのだろうなぁ。

内容★★★★




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