2009/03/14 (Sat) 02:24
扶桑社
2008年3月
21世紀はテロの世紀と目されており、日本の安全神話も大いに脅かされている。国内外のテロリストの暗躍、そして政治的思想を持たない愉快犯でさえネットでいとも簡単に知識を手に入れ、テロを実行できる時代になりつつある。
国内外のVIPを警護するSPの担う役割も、多様かつ重要なものになり、身をていして要人を護る“動く壁としての盾”に加え、“動く壁に生まれた盲点”を事前に見つけ出し、不測の事態を予防する警護課員が実験的に増員された。
その新しい任務のために配属されたのは、井上薫(岡田准一)。実は井上薫は特殊な能力を持つ、まったく新しいタイプのSPだった。生え抜きの課員たちにその能力を疑問の目で見られながらも、井上薫はテロとの闘いに果敢に挑んでいく――。
フジテレビ土曜よる11時から放送。驚異の視聴率ドラマを本で読む
直木賞作家・金城一紀が初の連続ドラマ脚本を執筆。岡田准一、堤真一共演で話題の高視聴率ドラマ『SP』が書籍に。シナリオとともに、制作裏話も見逃せない!
この作者、やはりキャラクターを格好良く見せるのがとてもうまいと思いました。
「ケイゾク」や「アンフェア」と同じく、このあとスペシャル、映画と続いていくのですね。
謎が謎のまま終わってしまうのは、「ケイゾク」と同じく悶々とさせるものがあります。
その点「アンフェア」が一番フェアだったかな。…スミマセン。
本人による脚注がふんだんにあったり、使用楽曲リストがあったりとサービス満点ですが、私はドラマを見ていないので、本に写真でもあるとイメージがわきやすくて尚よかったかな、とも思いました。
でもまあ、ドラマを見ていなくても十分に楽しめる本です。
スペシャルは放映を見逃さないゾ、とDVDですべてを見るゾと誓いました。
借りに行く暇(とお金)がないから、再放送をやってくれるのが一番うれしいのですが…。
スペシャルの前か、映画上映前に再放送をやるのをちょっと期待してみたりして…。
内容★★★★
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