2011/06/06 (Mon) 22:16
集英社
2007年5月
僕、蓮見亮太18歳。高校時代まで筋金入りのいじめられっ子。一念発起して大学を受験し、やっと通称スカ大に合格。晴れてキャンパスライフを満喫できるはずが、いじめの主犯まで入学していた。ひょんなことから「正義の味方研究部」に入部。僕は、元いじめられっ子のプライドに賭けて、事件に関わっていく。かっこ悪くたっていい、自分らしく生きたい。そう願う、すべての人に贈る傑作青春小説。
思っていたより、かなり深いお話でした。
楽しませてくれるのに、考えさせられもしました。
単純な私は、正義が遂行されていくことに気分をよくしていたのですが、最後でガツンとやられました。
正義とは何なのか、誰が判断するのか、とても難しい問題ですね。
わからないから何もしないというのも違う気がするし…。
これからも考え続けていきたいテーマです。
あと、トモイチの言葉で心に残っているものがあります。
「最初からそううまくはいかねえよ。二度目はもうちょっとうまくやれるさ。三度目はもっとうまくやれる。だから諦めるな。」
内容★★★★★
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