2011/06/06 (Mon) 12:53
徳間文庫
2011年4月
石渡宗介、45歳。妻・由美子と小学生の一人娘・佳奈と三人暮らし。平凡ながら幸せだった家庭は一夜で崩壊した。留守番中の佳奈が行方不明になったのだ。4日後、娘は無残な死体で見つかった。全身に無数の噛み傷が残る異常な殺害状況だった……。平凡なサラリーマンが遭遇する悲劇。凄絶な復讐ロードノベル。
「負の紋章」改題。
復讐…。難しいテーマですよね。
小説とかでは、最近結構復讐を思いとどまるのをよく見かける気がしますが、これはそんことはなかったです。
正しい正しくないかはともかく、私の心情はこちらに近いのかもしれない、なんて思ったりもしました。
かといって、主人公に全面的に共感できるかというと、古い固定観念など、あまり好きになれない部分もあったかな。
迷ったりすることろは、人間らしいとは思いますけど。
内容★★★
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