2010/06/26 (Sat) 01:20
光文社
2010年4月
やりたいことがわからず、進路を決めないまま高校を卒業した梅本杏子は、「このままじゃニートだ!」と一念発起。デパ地下の和菓子屋で働きはじめた。プロフェッショナルだけど個性的な同僚と、歴史と遊び心に満ちた和菓子に囲まれ、お客さんの謎めいた言動に振り回される、忙しくも心温まる日々。あなたも、しぶ~い日本茶と一緒にいかがですか。
ミステリー自体は些細なものですが、たまにはこういう殺人とか殺伐としたものに関係ないのもいいかな、なんて思いました。
主人公は等身大だし、周りもいい人ばかりで、読んでいて気持ちいい。
それでもって、和菓子の奥深さも勉強になるのだから、いいですね、この本。
正直、私は和菓子に偏見を持っていて、ほとんど食べないのですが、これを読んだら無性に食べたくなってきました。
ある意味、罪作りな本かも。
続編が出たら、その雰囲気味わいたさに、絶対読んじゃうだろうな。
内容★★★★★
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