2011/05/20 (Fri) 18:16
講談社
2011年2月
クイズを誰より愛する高校生・鹿川幸彦により創設されたクイズ同好会『ヒポクラテス・クラブ』。鹿川の熱に押されてか、クイズの魅力に引き込まれてか、集ったのは個性豊かなメンバーたち。目指すは全国高校生クイズ大会「ビロード6」出場!…と思いきや、クラブ内では次から次へとトラブルが巻き起こってしまい…!?ついには同好会の存続を賭けた一大事件へと発展してしまう!―果たして、『ヒポクラテス・クラブ』の命運は。
ひとつのことにまっしぐらになれる青春って、やっぱりいいですよね。
クイズに懸ける情熱と仲間を思いやる心。
私も高校生クイズに出た口ですが、この本の皆さんのような努力はまったくしなかったので勿論予選落ち。結果はどうであれ、努力と思い出は比例することを、この本を読んでしみじみ実感しました。後悔先に立たずですが。
キャラもベタでわかりやすく、素直で、青春小説の王道といったストーリー展開でかなり楽しめました。
内容★★★★
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