2011/05/12 (Thu) 09:08
講談社
2011年3月
大学2年の繊細美男子、鮎太朗。美人で怖い姉3人。女たちはみな彼に恋をする。けれどいつも鮎太朗が振られてしまう。何もしていないのに包丁で刺されたり、貢がされたりする。彼を慕い続ける可愛い同級生には、どうしても心が惹かれない―。恋は理不尽。恋は不条理。だけど、ひなたを走りたくなるくらいあったかい気持ちになるのは、何故なのだ?恋する心の不思議・普遍・歓び。
なんとも不思議な本でした。
主体性がないようであるような、よくわからない主人公に、そんな彼を取り巻く個性豊かな女性たち。
何より、みんな、連想が突拍子もなく、共感はできないけれど笑えました。
男性ばかり振り回される恋愛の不条理感は上手く表現されていると思いました。
内容★★★★
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