2010/05/15 (Sat) 17:32
Marvel Comics
June 2010
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July 2010
いつもの授業風景。そこに突然入ってきた校長先生と連邦捜査員たち。連邦捜査員たちはKitty Prideを逮捕しに来たのだった。"Ultimatum"の事件以来、ミュータントに対しての取り締まりは厳しさを増すばかりだった。事態が悪化するのを恐れ、何もできずにいるPeterたち。そんな中、Kittyはひとり逃亡を図るのだった…。
"Tainted Love"全6話・前半。
元ガールフレンドと現ガールフレンドの3人、Kitty, MJ, Gwenに連れられ、女子トイレに監禁されるPeter。3人は前からPeterの髪型が気に入らなかったらしいです。で、強制ヘアーカットというわけです。
#1から妙にSpider-Manの頭がやけに丸っこいなとは思っていたのですが、絵が下手なわけではなかったようです。髪が多いのに加え、長かったからなんですね。なるほど、そこまで設定だったとは。
で、髪が短くなって家に帰ってきたPeterにもうひとつ事件が…。
Johnnyが、Peterの知っている女性スーパーヒーローと付き合っているというカミングアウト。
Silver Sable, Elektra, Black Cat...
いろいろ思い浮かべるPeter。Black Catという名前にやたらに反応するBobbyが笑えます。
全部ハズレ。Spider-Womanでした。Peterのクローンの…。
とんでもなく驚くPeter。まあ、気持ちはわからなくもないです。
「彼女にキスしたの?顔に?」
「したよ。で…」
「で、彼女は拒まなかった」
「まあ、そうだよ」
「彼女からもキスを?」
訝しがるGwen。そりゃそうですよね、そんなこと訊けば。「なんで?何かあるの?」
「わかった。俺、行かなきゃ」と思わず家を出るPeter。
Mayおばさんが「10時までには帰りなさいよ」と、こういう細かい会話が実にいい味出してるんですよね、このコミック。
で、外に出たPeterの心の叫び。
"Aaaarrrggghhhhhh!!!" x3
しかし、未だにJohnnyの黒髪に違和感を拭えない私です。
笑い転げて読んでいたのもここまで。
Kitty Prideの逮捕事件・ミュータント狩りが学校で起こったのです。
Kittyが逃亡した後、校長先生がPTAの前で話をします。
長くなるのでここには書きませんが、一読の価値ある名演説でした。見た目はなんですが、かっこよかったです。
暴走するKitty。家の前に停まっているTV中継車を破壊します。
止めようとするPeterたち。
「やめるんだ、Kitty。そんなことをしたら、彼らに理由を与えるだけだ。彼らの思う壺だぞ。Magnetoと同じと思われるだけだぞ」
「Magnetoは正しかったのよ」
主だったX-Menがいなくなった今、ミュータントはどうなってしまうのでしょう。
内容★★★★★
難易度★★
#07-14
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