2009/10/02 (Fri) 14:33
zenescope
October 2007
日曜日。John Doeは出頭してきた。そしてそれさえもがすべて彼の計画のうちだったのだ。そして彼の計画はみごと成功するのだった…。
「七つの大罪」のひとつ「憤怒」。
前回が宅配を頼むまでで、今回は映画のあの身も凍る結末まで。
こうやって改めて違う角度から検証してみて、あれはよくできた映画だと再認識。
このコミックも、映画のストーリーを忠実に追いながらも、いい形で補完している素晴らしい作品に仕上がっています。
映画もこのコミックも最後の犯行の様子は描かれておらず、かえってそのほうが恐ろしさを際立たせています。
箱の中身も同じく、見せないところがとっても怖いです。
ただストーリーをなぞらえるだけでなく、こういう形でのコミック化は大歓迎です。
内容★★★★
難易度★★
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2009/10/02 (Fri) 12:27
zenescope
July 2007
John Doeは、自らの指紋を切り取りことを日課とし、新聞を読み捜査の進展状況を追っていた。そしてその捜査官であるMillsの観察もしていた。彼にとってはSomersetとMillsの動きも計画の一部でしかなかった。やがてJohnは、Millsに妻がいて幸せな家庭を築いていることを知る。彼の中に「嫉妬」という感情が芽生えたのはそのときだった…。
「七つの大罪」のひとつ「嫉妬」。
Johnの視点からの映画の全貌が描かれています。
指紋をなくし、歯を抜き、自分を示すものをすべて処分し…。
若かりし頃、自分が失ってしまった女性、すなわち「愛」をMillsが持っていることに「嫉妬」したJohnは、自らの罪を認めることになります。
そして、Millsの家への訪問…。
同僚に成りすまし、まんまと家の中へと入ります。
Millsの妻TracyはJohnに尋ねます。
"Are you working with them on this case as well?"
それに対しJohnは、
"Yes. You might say that."
と答えます。
深いですね。そして怖いです。
今回初めて主役たちの姿が見られます。
SomersetやTracyはともかくとして(うまいとはいえないけど、何処かしら似ている)、Millsはちょっとひどすぎるのでは。
ブラッド・ピット、これ見たらどう思うんでしょう。
内容★★★★
難易度★★★
2009/10/01 (Thu) 20:35
2009/10/01 (Thu) 19:46
2009/10/01 (Thu) 19:18