2008/04/23 (Wed) 10:56
VIT LLC
2003
日本で出版された 伊藤潤二「ギョ」の英訳版第1巻です。
この作者は、映画にもなった「富江」でも有名ですね。(私は見ていませんが)
この作者の本を読んだのは初めてですが、楳図かずおさんの香りが漂っていて、日本のホラーの正統派の血を受け継いでいるように感じました。
正直、とても恐かったです。
発想もすごいけれど、演出も恐すぎです。
エンターテイメント性からいうと、やはり日本の漫画の方がレベルが高い気がします。
アメコミのホラー物を語れるほど読んだわけではないので、早計な判断はなんなのですが、アメコミは残酷描写に頼っていて、うまく読者の恐怖感をあおることができていないように感じました。
もともと「ジョーズ」とかで、海は恐いイメージを持っているのですが、これを読んでますます恐くなってしまいました。
会話も話の流れもかなりわかりやすく、難しい単語はほぼないので、初心者にもおススメですね。
throw a fit カッとなる(怒る)
disinfectant 殺菌剤
Loch Ness Monster ネッシー、ネス湖の怪獣
have the nerve to ずうずうしくも~する
orifice 口や耳などの開口部
articulation 関節
内容★★★★
難易度★
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