2009/05/13 (Wed) 19:37
AIT/PLANET LAR
March 2005
John Doughは現実には生きていない。彼は取るに足りない人間だ。彼はただ、他人の生活の背景にすぎない。彼はただの…補充要員だ。
Johnは埃だらけの街でギリギリの生活を送っている。警察で、容疑者の列に並ぶバイトをしたり、献血をしたりして生活を送っている。ある日、Debra Cross…黒い眼をした売春婦で、悲しい身の上話…が彼の生活に介入してきた。
モノクロに赤が効果的に使われている作品。"Sin City"と似た感じ。
johnという男の生活が描かれていますが、彼のしている仕事、警察署で目撃者が、容疑者が5人くらいずらっと並んでいるところから犯人を指摘するという、よくドラマに出てくるシーンの、犯人でない人として参加するという…考えてみるとこんな仕事もありかと。
思いつきもしなかったので、単純に感心しました。
まあそれはさておき、ある日Debraという女性と出会い、犯人に仕立て上げられてしまうというストーリーなのですが、会話とか間合いとか、かなり絶妙で自然体で、いつの間にか世界に入ってしまってました。
ラストもパンチが効いていて、なかなかの秀作だと思います。
内容★★★★
難易度★★
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