2011/03/10 (Thu) 09:47
新潮社
2010年12月
失恋ばかりの、私の体。ああ、でも、私は彼のことが、本当に、好きだった。
32歳。次は、凪の海みたいな恋愛をしたかった。なのに、彼と関係を結んでから、私は笑えなくなった。好きになるほど、苦しくなるのだ。すべての恋愛は狂気である、という。けれど本当にこの狂気を乗り越え、次の海へと漕ぎ出していけるのか――。行き場のない黒い感情と、その先に見えるほんの少しの希望を鮮烈に描いた会心作。
前半は爽やかな感じでしたが、踏み込むにしたがってドロドロに。
人間、うわべだけ、浅い付き合いではわからないことだらけですよね。
毎日笑顔でいる人だって、心にはきっと何かを抱えている…。
感情の表現がうまく、その情熱は体感してるかのようでした。
しかし、西さんの書く関西弁はなんかかわいく感じます。
内容★★★★
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2011/03/09 (Wed) 14:18
Marvel Comics
February 2011
Marvel Comics
April 2011
Ghost Boxを経由して侵略してくるサイボーグFuryたち。彼らはJaspersを追ってきたのだった。彼らはスーパーヒューマンを抹殺する目的で設計されている。X-MenはFuryの侵略を防ぐことが出来るのか―。
後半。
Jaspersがこの世界に逃げ込んできたために起きてしまった、今回の出来事。
しかし、彼が別世界へといってしまうとこの世界は放射能の覆われてしまう…。
かといって、この世界に留まっていると、Furyたちは次から次へとやってくるし…。
解決方法はそんなに意外というわけではなく、最近他のコミックでも見たような…。
戦闘は結構迫力ありました。
内容★★★
難易度★★★
#01-05
2011/03/08 (Tue) 20:57
Marvel Comics
July 2010
Marvel Comics
August 2010
Marvel Comics
Nevember 2010
アフリカの小さな村で、ミュータントと思われる子供が続々と誕生した。しかし、ミュータントが生まれることはないはず―。現地に向かうCyclops, Emma Frost, Storm, Wolverine, Beast, Armorだが、そこで彼らが目にしたのは―。
Warren Ellis原作、全5話・前半。
X-Menとしての活動ではないので、コスチュームは着用しない。
って、あんまり違わない気が…。
Beastの調査によると、この遺伝子異常はGhost Boxの技術に関係しているらしいです。
そして今、そのGhost Boxを使い侵入者たちが…。
内容★★★★
難易度★★★
#01-05
2011/03/08 (Tue) 10:55
海竜社
2010年12月
世界の問題点を解き明かす。気になるニュースのキーワード解説付き。
そうだったのか!これからの中国─中国の強さと弱さはどこにある?/そうだったのか!中国と台湾─これまでの対立と近年の歩み寄り/そうだったのか!終戦記念日─第二次世界大戦はいつ終結したのか?/そうだったのか!北方領土問題─65年以上続く大きな外交課題/そうだったのか!日米安保─日本はアメリカに守られているのか?/そうだったのか!円高ドル安─円高はもはや止められない?/そうだったのか!日本のODA─借金大国・日本がODAに力を入れる理由/そうだったのか!キルギス騒乱─キルギス情勢が世界に影響を及ぼす/そうだったのか!アメリカ軍のイラク徹退─フセイン政権崩壊 イラクの現状は?/そうだったのか!アフガニスタン─アメリカ軍はアフガンに向かう/そうだったのか!学べるニュース(2)─劇団ひとりさん&土田晃之さんの国際事情について、インタビュー/そうだったのか!視聴者のみなさんから寄せられた気になるニュースのキーワードランキング&解説─池上さんがトップ50ワードをショート解説!
この巻でも知識の不足を実感。
キルギス、アフガニスタンのことなど、ほとんど知らないに等しかったとつくづく思い知らされました。
知識がつくだけでなく、この先考えなければならないことが提示されているのもいいですね。
内容★★★★
2011/03/07 (Mon) 22:38
講談社
2010年11月
“孤独”という荒野の出口を探す旅がはじまる。
ウラジオストックからモスクワに、西へ西へ。列車はシベリアの大地をひた走る。
現地完全取材敢行。壮大なスケールの長編小説。
自死した娘、病床にある元妻……50歳で会社を早期退職した石井隆平は決して戻らぬ自分の半生を噛みしめ、ひとりユーラシア大陸横断の旅にでる。逗留先のウラジオストックで自殺を決意し旅をするエリカの存在を偶然知った石井は、彼女の自殺をひき止めようと決意する。止まぬ悔悟と芽生えた微かな希望。列車はシベリアのタイガからバイカル湖を越えモスクワに――。
ユーラシア大陸横断の旅、この上巻はロシアを出るまで。
主人公の旅の目的も興味を惹きますが、シベリア鉄道やロシアの過酷な環境がわかり、勉強になります。
壮大な景色には憧れますが、相当な覚悟がないと行けそうもないですね。
それでも、どこかへ旅に出たいなぁ、という気分にさせられました。
内容★★★★