2011/04/20 (Wed) 19:44
角川ホラー文庫
1999年4月
藤木はこの世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を覆う、深紅色の奇岩の連なり。ここはどこだ?傍ら携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」
貴志さんの本を読むときはいつも緊張して力が入ってしまい、疲れます。
これもそんな一冊。
でも、止められない。
伏線はいつも親切というか判りやすくて、結構早めにネタバレしちゃってるのですが、それでもスリルは最後まで続きます。
私は、貴志さんの作品の場合、オチよりもその過程を思い切り楽しむのが正解なのだと思ってます。
今回の主人公はまともでしたね。(自分が読んだな中では初。)
内容★★★★★
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2011/04/20 (Wed) 15:56
Marvel Comics
January 2011
地球でChaos KingとHerculesたちが対峙する以前―。
Chaos Kingは自分の軍隊を大きくするために、加える神々を探していた。そして辿り着いたのがSilver Surferの故郷Zenn-La。Zenn-Laの神々は総力を挙げChaos Kingに立ち向かうが…。
3部構成です。
Chapter 1ではZenn-Laの神々が立ち向かい、
Chapter 2の舞台はニュヨークに移り、Impossible ManがChaos Kingと戦います。
Chapter 3では地獄に侵入してきたChas KingをSatanたちが必死に止めますが、不可能と判断し、人間たちに警告するため息子のDaimon Hellstorm
を地上に送り出します。
そして、Chaos War本編へ―。
内容★★★
難易度★★★
Chaos War #01-05
CHAOS WAR: DEAD AVENGERS #1-3, CHAOS WAR: ARES #1, CHAOS WAR: THOR #1-2
INCREDIBLE HULKS #618-622
CHAOS WAR: X-MEN #1-2, CHAOS WAR: ALPHA FLIGHT, CHAOS WAR: GODSQUAD,CHAOS WAR: CHAOS KING
2011/04/20 (Wed) 14:06
Marvel Comics
January 2011
Chaos Kingの手下Gloryと壮絶な戦いを繰り広げるThor。なんとかGloryを倒したものの、Thorは力尽き地球へ落下してしまうのだった…。
全2話・前半。
地球へ落ち、記憶をなくし人間の姿になったThor。
そんな彼を助けたのは、人里離れ独りで暮らす女性。
彼女は事故で夫と娘を亡くしていて、神など信じていません。
そんな身の上話をしている最中、襲い掛かるモンスター…。
ということで、このお話が本編とタイムラインが同じならば、"Chaos War #04"にはThorは登場しないはず。
内容★★★★
難易度★★★
Chaos War #01-05
CHAOS WAR: DEAD AVENGERS #1-3, CHAOS WAR: ARES #1, CHAOS WAR: THOR #1-2
INCREDIBLE HULKS #618-622
CHAOS WAR: X-MEN #1-2, CHAOS WAR: ALPHA FLIGHT, CHAOS WAR: GODSQUAD,CHAOS WAR: CHAOS KING
2011/04/20 (Wed) 11:05
集英社
2011年2月
僕の名前は皇京。17歳。政財界に太いパイプをもつ皇一族の一員だ。僕はスリルを求め、闇の饗宴「怪盗ロワイヤル」に参加した。上質なスリルを得られる、崇高で下劣で野蛮で最高な場所さ。皇一族を統べる父・皇壟一朗の屋敷に押し入り、10名のSPを殺してある物を盗んだ者がいた。犯人は「怪盗ロワイヤル」に参加している人物だと推測した僕は、無口な相棒のギル、香港マフィアの娘リーと共に真相究明に乗り出した。でも、僕にはもう一つ、本当の目的があって―!?モバゲーTOWNで国民的人気のゲームがオリジナル小説化。E★エブリスタ開催の「怪盗ロワイヤル小説大賞」受賞作。
ケータイゲームの小説化と表紙のイラストからのイメージをいい意味で裏切ってくれました。
主人公の背景がしっかり書き込まれていて、なかなかに読ませてくれました。
展開もスピーディーだし、どちらかというと少年コミックスを読んでいる感じかな。
ちなみに、CMでゲームの存在自体は知っていましたが、未体験です。
ゲームはやるつもりはありませんが、続編が出るならば、読みたいと思っています。
内容★★★★
2011/04/20 (Wed) 10:48
宝島社
2011年2月
800万人以上が閲覧しているランキング1位のケータイ小説。浮気は犯罪じゃない。恋愛は自由。だけど。それは心ひとつで簡単に破壊する。実話をベースにした、もしかしたらよくある話。でもよくあってはいけない“心の傷跡”の話です。純愛から始まる幸せな日々、しかしその後の束縛、浮気、苦悩、そしてDVにまで発展する……涙なしには読めない衝撃の結末。今までになかったリアルな恋愛小説です。本書には新たに書き加えられた部分も含め、ケータイサイト上では書かれなかった気持ちが表現されています。
ユキと純くんの恋愛だけを綴ったストレートで素直な小説。
体験談だから当たり前だけど、ユキ以外の登場人物の背景描写はほぼありません。
というかユキの背景描写もほぼないですけど。
恋をするってホント、盲目になるってことがひしひしと伝わってきます。
あとがきに自分でもイライラするとありましたが、苦しいとわかってても、何故人って恋をするのでしょうね。
周りの人の温かい支えが感動でした。
内容★★★★