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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/01/19 (Sun) 12:12
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2011/07/20 (Wed) 09:28

光文社文庫
2011年5月

熱狂的ファンからのメールに添付された写真。その美貌に小説家の目は釘づけになった。メールのやり取りを重ね、近づいてゆく距離…。そして女の自宅へと招かれた夜。甘美な期待は、恐怖と絶望へと一変した!女は薬で眠らせた彼を地下室に監禁したのだ。―私が発表するための小説を書きなさい。拒めば、身の毛もよだつ責め苦が待っていた。狂気の監禁劇。




これはちょっと…。
「ミザリー」と同じ設定を使うのはいいとしても、後発ならばそれなりの工夫が欲しかったです。
脱出方法の新しいアイデアがあるわけでもなく、意外性もなく…。
狂気も恐怖も感じられませんでした。増えたのはエロ度だけ?

内容★★


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2011/07/19 (Tue) 19:04

小学館
2011年5月

私は手記募集で応募してきた女性に関心を持ち面接するが、彼女は女優であり、その波乱の人生に興味を持ち交際を始める。彼女には息子がいたが夫の影はなく、同じく娘を持つ私は共感を覚え密かな情事を深めていく。しかし彼女の家に出入りするうち私は監視されていることに気づき、息子の父親であるかつての「恋人」が指名手配されていることを知る。
蓮見圭一氏は2001年11月、書き下ろしの長編恋愛小説『水曜の朝、午前三時』でデビュー。1970年に大阪で開かれた万国博覧会を舞台に国籍問題で引き裂かれていく男女の恋愛をミステリアスな筆致で描いた同作品は、新人作家の第一作にもかかわらず多数の読者の支持を得ました。
「別れの時まで」は、蓮見氏が10年ぶりに満を持して発表する恋愛長編小説。「水曜の朝、午前三時」で展開されたミステリアスな筆致はさらに増強され、読者は謎が謎を呼ぶ主人公の恋愛にいつのまにかひきこまれ、どうしてもその行方を知りたいという衝動に包まれます。





前半が甘いだけに、ラストはかなり苦く感じてしまいました。
松永の間違いはどれなのか、そのどれもなのか、考えても未だにわかりません。
いろいろな要素やタイミングも関係あるのかな?
よかれと思って判断したはずなのに、結果は…。
人の心って難しいですね…。
心が離れてしまったその理由を知りたいです。
わからないままでは、まさに現実と同じではないですか。

内容★★★


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2011/07/19 (Tue) 13:00

Marvel Comics
May 2011

Madripoorで調査を始めることにしたLaura(X-23)とGambit。Gambitの伝で船を借りることにしたが、交換条件として海賊から人質の救出を頼まれるのだった。




"Daken"との足並みを揃えるためのツナギっぽいエピソードのような…。
というのは、次から"Daken: Dark Wolverine"とのクロスオーバー"Collision"編になるからです。
今回のエピソードは、Sana Takedaさんの美しい画だけかな、見所は。



内容★★★
難易度★★


Daken: Dark Wolverine #05-09 + X-23 #07-09

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2011/07/19 (Tue) 10:55

Marvel Comics
July 2011

自分を取り戻したWolverineは復讐を開始する。ターゲットはThe Red Right Hand。その手掛かりとなるMystiqueを、まずは捕えなければならない。





"Get Mystique" の面白さ再び。
しかし、Mystiqueを追いかけていたのはWolverineだけではありませんでした。
The Red Right Handからの刺客Lord DeathstrikeもMystiqueの命を狙っていたのです。
ハイテク機器を使い執拗に追跡するLord Deathstrikeに深手を負わされるMystique。
そこにWolverineも追いつき、Mystiqueは絶体絶命のピンチに追い込まれます。
Lord Deathstrikeは逃げ、WolverineとMystiqueの一騎打ち。
爪を立てる音と銃声が重なり…。
血を流し絶命するMystiqueを残し、Wolverineは立ち去ります。

そして、オークションで売買されるMystiqueの遺体。
それを500万ドルで落札したのは忍者の姿をした者たち。
The Handと思われます…。



内容★★★★
難易度★★


#06-09 + 5.1

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2011/07/18 (Mon) 20:58

集英社
2011年6月

梶原33歳●仕事は多重債務者の借財の整理。謄本の代理人申請のために訪れた市役所の戸籍係の女を一目見た瞬間、声を失った。弘樹20歳●バーで女がチンピラに絡まれて目の前で転んだ。助け起こした瞬間、女の顔に釘付けになった。和田34歳●勤務先の交番の前の市役所に自転車で通う女。既婚者のくせに俺はいつもその女を探している――。化粧もしない。服も地味。美人でもないその女・恭子に3人の男たちは、どうしようもなく魅かれていく。一方恭子は男たちの求愛を受け、3人と付き合い始める。接点のない3人だが、それぞれに思う、恭子は不思議な女だ。決してモノを欲しがらない。故郷や家族のことは話さない。会っている時間以外のことは未知。でも魅かれる。理由は何だ、いったいこの女の過去には何があるのか……。3人の男たちの視点を通して、恭子というなぞの女の正体が焙り出されていく。人と人との繋がりの意味を問う著者渾身の挑戦作。







人間としての生き方というか、その姿勢を問う深いお話でした。
生物学的には何の意味もない人間が、それゆえに生に何か意味を見出そうと躍起になるというようなことなど、考えさせられる会話が多々ありました。
恭子との会話で、明け透けに言われる3人の様は、自分の他人に対する態度と照らし合わせてしまい、なかなかに緊張しました。
相手に自分の理想を押し付けるのではなく、相手を完全に理解しようとか、理解してもらおうとか思うのではなく、相手に一方的に寄りかかるのではなく…。
夫婦といえども、そんな適切な距離感を常に思っていないといけないなと思う今日この頃です。

内容★★★★


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