2010/04/19 (Mon) 22:08
BOOM! Studios
November 2009
BOOM! Studios
December 2009
BOOM! Studios
January 2010
BOOM! Studios
February 2010
痛みに耐えかねNolaが目覚めると、病室のベッドの上だった。全身には包帯が巻かれている。人の気配はない。病室の窓から外を見てみると、町のほとんどは水に埋もれていた。状況はよくわからないが、とにかくここを出なければならない。彼女の心には復讐の二文字しかなかった…。
ハリケーン・カトリーナが襲った時期のニューオーリンズを舞台に描かれる復讐劇・全4話。
現在と過去が交互に描かれ、その巧みな演出に知らぬ間に引き込まれていきます。
何故彼女は顔を隠しているのか、何故復讐しなければならなくなったのか、など徐々に真実が明らかになっていく展開がうまいです。
ひたむきに真実を追い求める彼女の強さに圧倒されます。
イラストもいい感じ。
内容★★★★
難易度★★
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2010/04/19 (Mon) 18:34
DARK HORSE BOOKS
March 2010
エルヴィス・プレスリーの真似ている男と元ボクサーの二人は、トレーラーで荷物を運んでいた。何を運んでいるのか、詮索しないという条件付で。途中、休憩所に寄り、他の客から喧嘩を売られたのをきっかけに、恐怖の時間が始まった…。
赤寄りのカラーが特徴的なコミックです。
本編約60ページに設定資料などで、合計約80ページ。
「勝ったら50ドルやるよ」みたいな、映画ではよく見かけるシーンが事の始まりだったのですが、やられた元ボクサーが朦朧とした意識で反撃に出、誤って女性を殴り殺してしまう辺りから、物語は意外な方向へ進んで行きます。
ストーリー性はあまりあるとはいえませんが、独特のアングルでの描写が、アクションを臨場感あるものにしています。かなりグロいですが。
ストーリーは追いやすいですが、訛りのある会話は理解しにくいです。
内容★★★
難易度★★★
2010/04/19 (Mon) 16:50
Marvel Comics
January 2010
ArcadeとNightmareが手を組み、Marvel Univers一無責任な二人を襲う。HerculesとDeadpoolだ。夢の世界へ誘われた二人に次々と恐怖が襲う…。
毎回Deadpoolがゲストとチームを組んで活躍する新シリーズ。
何故か#899から始まり、カウントダウンのように数が減っていくようです。まさか900話やるわけではないでしょうが…。
第1回目のゲストはHercules。
残念ながらごちゃごちゃしているだけで、そう面白くは感じられませんでした。
最後のオチもよくわかりませんでした。
あんまり続きが読みたい気がしないなぁ。
内容★★★
難易度★★★
#899-894
2010/04/19 (Mon) 14:56
Marvel Comics
March 2010
Marvel Comics
April 2010
Marvel Comics
June 2010
Jackpotの名前とコスチュームをAlana Jobsonに譲ったSarah Ehret。だがAlanaの死後、Spider-Manに説得され再びJackpotとなり、悪事の撲滅に務めていた。そんなある日、Boomerangとの戦闘に苦戦し、証拠を残してきたしまったSarah。Boomerangに正体を知られてしまうこととなり、Sarahは夫を殺され、今一人娘の命も危うくなっている…。
久々の登場の"Jackpot"のエピソード、全3話。
Alanaが死んでしまってから、ほとんど登場しなかったですが、ここにきてようやく再登場。これからはちょくちょく登場するのでしょうか。
Sarahは科学者で、"Lot 777"という自分で発明した薬を誤って自分に注射してしまい、スーパーヒーローになったとのこと。あまり意外性はなかったですね。
今回、グリーンのコスチュームから赤と黒主体のコスチュームに変更していますが、グリーンのコスチュームはファッショナブルだけど、機能性が悪いとのこと。う~ん、あれはファッショナブルだったのですか…。
私は今回のコスチュームのほうがいいのですが。
夫を殺され、復讐の鬼となるところまでは盛り上がったのですが、なんだか最後は中途半端な感じです。
Spider-Manが関わっている限り、そんな展開もありなん、という感じですけど。
内容★★★
難易度★★★
#01-03
2010/04/19 (Mon) 11:54
メディアファクトリー
2010年1月
この家、あたししかいないのに、人がいっぱいいるような気がする…。ようこそ、丘の上の幽霊屋敷へ。恩田陸が描く、美しく不穏なゴーストストーリー。小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。この家は、時がゆっくり流れている。幽霊屋敷と噂されるその家にすむ女流作家は居心地のよいこの家を愛している。血の海となった台所、床下の収納庫のマリネにされた子どもたち……。いったいこの家にはどんな記憶が潜んでいるのだろう。幽霊屋敷に魅了された人々の美しくて優雅なゴーストストーリー。恩田陸が描く幽霊屋敷の物語。ラストには驚愕の書き下ろし短編が!
恩田陸さんの小説は「夜のピクニック」しか読んでいなかったので、この本を読み始めて、ホラーな感じに驚きました。だって、表紙もそんな感じしませんよね。
予備知識なしで読むと、こういう驚きがあるのはうれしいです。そのせいでハズレを引いてしまうこともありますが。
後半に進むにつれ、怖さはなくなって、むしろ幽霊に親しみを感じるようになっていくのですが、なるほどこういう解釈もあるのだと妙に感心してしまいました。
見方を変えれば、生き易くも生き難くもなる。ようは自分次第。そういうことではないでしょうか。
内容★★★★