2010/05/18 (Tue) 19:03
Zenescope Entertainment
June 2009
Zenescope Entertainment
June 2009
Zenescope Entertainment
October 2009
Zenescope Entertainment
December 2009
弟Johnny(Mad Hatter)に攫われた娘Violetを取り戻すため、今まで逃げてきたWonderlandに自ら侵入するCalie(Carroll Liddle)。
次から次へと現れるモンスターを蹴散らし、CalieのViolet救出の旅は続く…。
"RETURN TO WONDERLAND", "BEYOND WONDERLAND"に続くワンダーランド・トリロジー最終章・前半。
最終回だけあって、集大成といった感じになっていてなかなか面白いです。
Red QueenにSuicide Kingも登場するし、Tweedle Dee & Tweedle Dumともリンクしていて"Tales from Wonderland"と並行して読むと尚更面白いと思います。
ようやく娘を見つけたCalieの前に立ち塞がるCheshire CatとLina。
逃げるCalieを追いかけ、崩れる岩の下敷きになりLinaは死んでしまうので、ますますCheshire CatはCalieを追うことになりそうです。
出口となる鏡を探すCalieの前に現れる母親Alice。彼女はまだ生きていたようです。
Aliceは、追いかけてくるJohnnyを足止めし、CalieとVioletを鏡の中に送り込みます。
暗闇に落ちていくCalie…。
目覚めると、母Aliceが生きている現実の世界が待っていて…。
すべては夢だったのでしょうか?
内容★★★★
難易度★★
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2010/05/18 (Tue) 14:42
Zenescope Entertainment
October 2009
警察に追われていたJohnは、偶然鏡を見つけWobderlandへと逃亡する。そこでCheshire Catに追われている女性Lilyを助ける。二人は瞬く間に親密になり、幸せなときが永遠に続くかと思われた矢先、Red Queenに攫われてしまうのだった…。
切り裂きジャックことJohnは、Lilyを助けるため何とか拘束から脱出するものの、Lilyが真っ二つに引き裂かれるのを目の当たりにしてしまいます。
Red Queenに復讐を誓い、とりあえずその場から去るJohn。
そして物語は。"HATTER VERSUS THE QUEEN OF HEARTS"に続きます。
内容★★★★
難易度★★
"Cheshire Cat" + "Red Queen" + "Tweedledee Tweedledum" + "Mad Hatter 2"
2010/05/18 (Tue) 11:18
Zenescope Entertainment
September 2009
スカウトが注目するほど野球がうまく、ハンサムで好青年のDavid。そんな息子が気に入らないTonyは、息子に厳しく当たる。Tonyの目にはDavidが自慢げにしているように見えるらしい。そして、子供の頃自分が連れてこられたように、Davidを鏡のあるあの家に連れて行くのだった…。
かなりグロテスクで、残酷です。
Tweedle Dee & Tweedle Dumは、「鏡の国のアリス」での有名なキャラクターだそうですが、いかんせん、読んだことのない私にはまったくピンときません。
原作を読んでからでないと、よさがわからないのかもしれません。
内容★★★
難易度★★
"Cheshire Cat" + "Red Queen" + "Tweedledee Tweedledum" + "Mad Hatter 2"
2010/05/18 (Tue) 01:38
集英社文庫
2009年6月
八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。
伊坂幸太郎さんってやっぱり、人に対して好意的というか、登場する人物のほとんどがいい人で、読んでいてやっぱりいい気分になってしまいます。今回は3年後に人類が滅びるというのに。
珠玉の短編集と言っても過言ではないと思います。
それに短編と言っても、時間も背景も同じだし、登場人物もリンクしているので、長編と見なせなくもない感じです。
登場人物のみんながいい感じで、感情移入もしやすかったですが、ものすごく大らかな美咲さんが特に気にっています。
3年後に地球が滅びるとしたら、今からなにをするべきなのか、頭を巡らしても、そんな緊迫した状況をどうしても想定できない平和ボケした私には、なにも思いつきませんでした。こういう人間に限って、実感がわくと途端にあたふたするんだろうな、ってことだけはわかります。
で、苗場さんの言葉にはっとさせられます。
「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか?あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」
恥ずかしい限りです…。
内容★★★★★
2010/05/17 (Mon) 19:44
Zenescope Entertainment
April 2010
父親を亡くしたばかりで、塞ぎ込んでいる少年に近付くFenton。Fentonは少年に赤く光る指輪を差し出す。「これは生と死を司る指輪だ。誰でも生き返らせることができる。たった一つのルールを守っている限り…」
今回は結構面白かったです。仕掛けがあって。
Fentonが指輪を渡した少年より、一昔前のストーリーが展開し、その指輪の目的が語られます。
ようは、Highbornとして生まれた者の、服従度のテストとなっているわけです。
愛する者の死を目前としたときに、その指輪を使わずにいられるかどうかの。
そして、その指輪は本当は…。
内容★★★★
難易度★★
#43-48