2010/10/04 (Mon) 20:45
Marvel Comics
September 2002
Marvel Comics
October 2002
Marvel Comics
November 2002
1ヶ月の沈黙を破り、Matt Murdockは記者会見に応じ、「私はDaredevilではない。」と宣言した。さらに、Dairy Globe社を訴え、4億ドルを請求する構えだ。
一方、一向にDaredevilとして行動しようとしないMattに業を煮やしたBlack Widowは、ある人物に連絡をとるのだった…。
"Out"編・後半。
MattとDairy Globe社との駆け引きがスリリングです。
なるほど、ヒーローでもこういう戦いはありかなと。新鮮ですね。
Mattの正体を明かした人物を、Mattに教えるVanessa Fisk。
Kingpinとの関係は、ただの敵同士ではないようですね。深いなぁ。
いつもクールに見えるMattですが、Elektraに再会したときには動揺を隠せなかったようで、人間味のある一面もこのエピソードでは垣間見られます。
何気にLuke CageがMattのボディーガード役として登場してます。
内容★★★★
難易度★★★
#32-40
#16-19, 26-50, 56-60
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2010/10/02 (Sat) 22:13
小学館
2010年8月
もっと我慢せず、自分のために生きればいい。
君川小麦は、26歳のパティシエール。東京での修行を終え、ケーキショップを開くため故郷の北伊豆に帰ってきた。小麦の兄・代二郎と義理の姉・道恵の間には、叶夢(かなむ)という6歳の息子がいる。叶夢には、レイモンドという天使の友達がいるらしい。ケーキショップ開店のため小麦が見つけた店舗物件に対し、叶夢は「ここ、はやらないよ」「レイモンドがそう言ってる」と口にし、小麦、代二郎夫妻を戸惑わせる。しかし、結果は叶夢の言うとおりに…。さらに、帰京した小麦には家族にも明かせない秘密があった。君川家の人々は様々な困難を乗り越えながら、ケーキショップの再起を目指す。
泣けて仕方がなかった。
それは、この本の登場人物たちが優し過ぎるから。
いい人たちばかりで、苦難にも、みんなで支えあったりして乗り越えていく姿が素敵でした。
天使も出てくるのですが、存在するのかしないのかの位置がまた絶妙でよかったです。
それだけに、最後の最後まで奇跡が起こって欲しいと真剣に祈っている自分がいました。
幸せってなんなんでしょうね。
人によって違うとは思うけど、長生きすることでも、お金持ちになることでもないような気がします。
人にとっての幸せ、本当の意味での生きるということを、この本は教えてくれます。
内容★★★★★
2010/10/02 (Sat) 16:30
Marvel Comics
June 2002
Marvel Comics
July 2002
Marvel Comics
August 2002
Daredevilの正体がMatt MurdockであることをFBIに話すSilkeだったが、FBIはこのことを公表しないことを決めた。にも拘らず、翌朝のDaily Globe紙の1面にその記事はスクープとして大々的に載っていたのだった。Mattの事務所前に詰め掛ける報道陣。報道の前ではMattがDaredevilであることを否定したものの、Foggyは、これを機にDaredevilから引退するべきだとMattに進言するのだった…。
"OUT"編・全6話・前半。
Daily Globeに出し抜かれた形となったDaily Bugle。
勿論、編集長J. Jonah Jamesonはカンカンです。
そんなJJJにBen Urichは言います。
「私はDaredevilの正体を知っている。彼はMurdockとかいう男ではない」
Peter Parkerも口を合わせます。
「僕も知ってるけど、Murdockという人物ではないよ」
JJJは吼えます。
「じゃあ一体、Daredevilは誰なんだ!」
Benは、言う気はないといいます。
「ただ新聞を売りたいがために、正しき人の生活を脅かすのは、ニュースなどではなく、殺人にも等しい」と。
いつになくカッコイイBenでした。
お互いにDaredevilの正体を知っていることを知らなかったBenとPeter。
でも、Peterの正体までは、Benは知らないようです。
シブい展開ながら、なかなかに面白いです。
内容★★★★
難易度★★★
#32-40
#16-19, 26-50, 56-60
2010/10/01 (Fri) 13:31
2000
監督・脚本:クリス・バーヴェル
出演:クリスチャン・スレイター、ボーシャ・デ・ロッシ、ティム・アレン、リチャード・ドレイファス
原題:Who is Cletis Tout?
上映時間:92分
製作国:アメリカ
本作で脚本も手掛けているクリス・ヴァー・ヴェル監督の劇場デビュー作。サスペンスやロマンスの要素を織り交ぜつつ、セリフや映像として過去の名画の引用を随所にちりばめるなどファン心理をくすぐる遊び心満載の異色犯罪コメディ。出演は「トゥルー・ロマンス」のクリスチャン・スレイター、「ギャラクシー・クエスト」のティム・アレン、名優リチャード・ドレイファス、「アリーmyラブ」のポーシャ・デ・ロッシ。
場末のホテルの一室、トレバー・フィンチは、彼を捕らえた殺し屋、毒舌ジムに自身の物語を話し始める。無類の映画フリーク毒舌ジムを前に窮地を脱する為にはそうするしかなかった……。フィンチは刑務所で知り合ったマイコーと脱獄し、過去にマイコーが盗んだ大量のダイヤの隠し場所に行こうと計画していた。フィンチはマフィアに既に殺されたクレティス・タウトという男になりすますが、実はまだタウトを狙っているマフィアの殺し屋がいた。マイコーは一人娘テスとの再会直後、マフィアに殺される。フィンチはなんとかテスからダイヤのありかを聞き出すのだったが……。
テンポがいいし、説明がいりそうなところもさらりと映像でフォローされていていい感じ。丁寧に作られている気がします。
だけど、どこかでみたことあるようなストーリー展開…。
すぐに結末がわかっちゃいました。
配役も悪くないだけに、シナリオが残念でなりません。
メディアも違うし、関係ないですが、「鳩とクラウジウスの原理」「野川」と、伝書鳩を扱ったお話に出会うのは、今年だけでこれをあわせて3作となりました。
共通点として、どれも私にはそんなに面白くなかったというのは、勿論偶然でしょう。
内容★★★
2010/10/01 (Fri) 09:46
小学館
2009年8月
栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。
専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。
そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。
だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。
悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。第十回小学館文庫小説賞受賞作。
2010年本屋大賞弟2位。
(関係ないですが、これで2010年度は7位まで制覇しました。あと3つ。)
話題作ということで読んでみました。
まず、この主人公の話し方で好みが分かれるかもしれませんね。私はダメでした。
どうしてもふざけてる気がして、感情移入しにくかったです。
地方の医療問題についても、海堂尊さんが扱っているし、二番煎じといった感じ。
キャラが作り物めいていてリアル感がないせいか、芝居を見せられているといった感じで心が動かされることはなかったです。
患者の境遇とか、医療問題にしても、もう少し踏み込んだほうがよかった気がします。
「神様のカルテ2」も最近発売されたということで、進化していることを期待したいです。
内容★★★