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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
読んだアメコミ、映画、漫画、小説などの記録。 画像をクリックすると、若干大きいサイズで見られます。 ★★★★★……震えます。生きてて良かったと思います。 ★★★★……唸ります。気分が高揚します。 ★★★……うんうん。読んで損はないかと。 ★★……時間を損したかなと悲しくなるかも。 ★……怒りがこみ上げてくるかも?
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2025/01/22 (Wed) 16:45
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2010/11/17 (Wed) 14:07

小学館
2010年9月

この愛に、賛否両論。性愛も血縁も超えた愛のカタチ。

「母が死んで、『死にたい』と思っていた僕の何かは死んだ』。14歳で母を亡くした浩輔は、本当の自分の姿を押し殺しながら過ごした思春期を経て、しがらみのない東京で開放感に満ちた日々を送っていた。30代半ばにさしかかったある日、癌に冒された母と寄り添って暮らすパーソナルトレーナー、龍太と出会う。彼らとの満たされた日々に、失われた実母への想いを重ねる浩輔。しかし、そこには残酷な運命が待っていた・・・。
龍太と母を救いたいという浩輔の思いは、彼らを傷つけ、追いつめていたのか? 僕たちは、出会わなければよかったのか? 愛とは、自らを救うためのエゴだったのか? 浩輔の心を後悔の津波が襲う。人は誰のために愛するのか。賛否両論渦巻く、性愛も血縁も超えた愛のカタチ。類まれな筆力で読む人を圧倒する注目の大型新人・浅田マコトの書き下ろしデビュー作。3度読んで、9度泣いてください。





深いですね。
ここに描かれているのは、普通の男女間の愛ではなく、他のカタチ。
人を愛し、その人のために何かをするということは、突き詰めてしまえば、自分のしたいこと=自己満足といえるのかもしれません。
でも、それで相手が幸せになれるなら、そんな素晴らしいことはないと思います。
施して救われる人、施されて救われる人…。
人の数だけ人生があるように、人の数だけ幸せも違うのだと改めて気付かされました。
涙なしには読めない本です。

内容★★★★★


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2010/11/16 (Tue) 18:47

小学館 BIG COMICS SPECIAL 楳図パーフェクション!2
2005年9月

少年期の儚さと怖さを描く傑作短編集、表題作「ねがい」ほか全7編! 巻末には、編集家・竹熊健太郎が綴る「私のUMEZZ体験」を収録。

友達とあまり遊ばず、ひとりでいることが好きな少年・等。ある日、ゴミ捨て場で頭の大きさくらいの木の切れ端を拾ってきた等は、そこから自分だけの「ロボット」を作り上げる。何本ものクギを打ち付けた歯、縫い跡の目立つ髪や眼など、はた目には不気味な人形に“モクメ”と名付けた等は、やがて「本当に動いたらなあ」と思うようになり、宇宙のエネルギーに念力をかけて願いごとを叶えようとするが…(第1話)。





「ねがい」(1975)
「DEATH MAKE」(1985)
「絶食」(1983)
「Rojin」(1985)
「プレゼント」(1992)
「蛇」(1975)
「鎌」(1975)
の7つの短編を収録。
一目で誰の作品かわかる独特の楳図かずおさんの絵が恐怖を引き立てます。
登場人物たちの独特の反応がすでに現実味を感じられず、それがさらに私の恐怖心を煽っているように感じてならないです。
「ねがい」だけは、「サンデー」なのか他の単行本かで読んだことがあるみたいで、読んでいるうちに詳細を思い出しました。
かなり昔に読んだはずですが、覚えているほど怖かったんでしょうね。いや、今読んでも怖いです。
今なぜかこの本を取り、そのお話に再会するのって、まるで捨てたモクメが帰ってきたよう…。



内容★★★★


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2010/11/16 (Tue) 17:24

小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
2009年5月

小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
2009年8月

小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
2009年12月

小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
2010年5月

小学館 BIG SPIRITS COMICS SPECIAL
2010年9月

①都澤理紗はどこにでもいるような女子高生である。よく笑い、よく食べ、よく眠り、ちょっとだけ遊ぶ。そんな彼女の「特別なこと」をひとつ挙げるとすれば、野球部ただ一人の女子部員であること。ささやかだけれど眺めていると訳もなく胸が騒ぐ…部活少女・ザワさんの日常素描。
②右投げ左打ち。授業中はメガネ。腋の手入れが甘い。愛読書は横山光輝『三国志』。先輩の顔が覚えられず坊主頭にはすべて挨拶。タオルは水玉。思考がすべて部活に直結。皆からはメンドーで「都沢」扱いされるが正しくは「都澤」。さいきん髪を切った。野球部の紅一点・都澤理紗のなーんてことない日常素描。
③練習後なのにいい匂いがする。聖夜も練習。元旦も走り込む。年賀状は無愛想。プロテイン命。授業中は居眠り。ハスキーボイス。監督にビンタされても笑っている。日焼け跡がハイネック。実は色白。メアドは初期設定。一人だけダサいブレザーを…着ている。野球部の紅一点・都澤理紗のなーんてことない日常素描。
④名門・光聖女学院中等科出身。中学時代は三鷹南シニア所属。家はボロい。自分のことを「理紗」と呼ぶ。172cm、59kg、3月8日生まれ。『月刊高校野球』に載った。応援歌は『タッチ』希望。アクセントは「ワ」じゃなく「ザ」。エースの兄が…いる。野球部の紅一点・都澤理紗のなーんてことない日常素描。
⑤トンボかけるのが雑。西瓜が苦手。時々「やめたい」と愚痴る。おじいちゃんが戦争体験者。日焼けのケアはしない。筋トレ好き。男同士の猥談はなにげに聴いてる。富士額。グラウンド入る前に必ず一礼!最初につけられた愛称は「Jr.さん」。両親は…いずこに?野球部の紅一点・都澤理紗のなーんてことない日常素描。





確かになーんてことはない日常が描かれています、野球部の。
試合やきつい練習風景の描写はほとんどなく、スポーツマンガとはいえないし、ギャグのときもあるけれど、何気ないことに季節を感じるだけという風情を描いたエピソードなんかもあります。
正直私には、エピソードによって面白かったり面白くなかったりとすごく波を感じてしまったのですが、野球部の人とかだったらすべて楽しめるのかな?
お気に入りキャラは、やっぱり楠本くんですね。











内容★★★


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2010/11/16 (Tue) 11:08

2010.11.12

当麻(戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)が念動力のスペックを持った犯人と格闘していると、何者かが未詳にやって来て当麻と瀬文を攻撃。犯人をさらって行く。意識が戻った当麻は、「あたしたち、気をつけないと消されるかも」と瀬文に伝える。
ある夜、瀬文はSIT時代の先輩で元刑事の里中(大森南朋)に呼び出され、久しぶりの再会を楽しむ。結婚して一人娘をもった里中は、瀬文に警察ではない、普通の人生、普通の家庭の幸せを勧めるが、瀬文は「どうしても決着をつけたい事件がある」と言葉を濁す。
翌朝、未詳に公安部公安第五課の秋元課長代理がやって来た。ここ一ヶ月の間に公安の刑事が5人、次々と亡くなっており、調べて欲しいというのだ。実は、5人とも優秀な潜入捜査官で、解剖の結果、死因はあくまでも病死。だが、もし計画的な犯行となれば、公安への挑戦とも取れる。つまり、病死に見せかけた殺人、ということだ。また、誰かが瀬文のIDカー
ドをコピーし、ハッキングした可能性があると分かり…。





いよいよ当麻の過去が少し明かされたりと、核心に迫りつつある予感。
食い入るように見てしまった今回。
まさか当麻の左手があんなことになっていたとは。
一十一との因縁もそこからなんですね。
それでも、まだまだ謎は深まるばかりですが…。
しかしやはり、野々村係長のあの真剣なときとボケたときのギャップが久々に見えたことが一番嬉しかったかな。































内容★★★★★


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2010/11/16 (Tue) 09:01

新潮社
2010年9月

唇を重ねると、千の言葉が渦巻いた。そこに嘘はなかった。名手にしか描けない恋と愛、そして人生。

そのとき、感じた。一糸まとわぬ男を、彼の秘めていたものを。決して若くはなかった。この先のことなど、なにもわからず、なにひとつ決まっていなかった。でも、どんな交歓より、つながり合え、どんな未来より、身をまかせられた。甘く、とろけるばかりでない深みと味わい。あられもない、男と女の交わりと営みを描く九つの恋愛短篇。





短編ながら、見事に様々な人々の人生を見せてくれます。
それも、傍観者としてではなく、それぞれの人生を追体験するかのように。
決して楽しいだけのお話ではありません。
それでも人は、幾つになっても悩み、彷徨い、誰かを求め続けるものなんですね…。

内容★★★★


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