2011/01/18 (Tue) 19:51
中央公論新社
2010年11月
冬のある日、歌舞伎町の片隅で町会長の高山が死体で発見された。死因は急性心不全。事件性はないはずだった。だが、これを境に、この街の日常はなにかがずれ始めた。それに気づき、手探りで真相を追い始めた人間たちが、必ずぶつかる「歌舞伎町セブン」とは何を意味するのか。そして、街を浸食していく暗い狂気の正体とは―。
誉田さんの本は「武士道シリーズ」と「世界でいちばん長い写真」しか読んでいなかったから、結構ハードな展開にびっくりでした。
いかにもな設定は、「仕事人シリーズ」や「ブラックエンジェルズ」の好きだった私にはうれしかったです。
スリルもあってなかなか楽しめたけど、キャラの書き込みが足りなく、わりとあっさりめに感じました。
でもそれはシリーズ化するために温存してあるのかな?なんても思っています。
東警部補は間違いなく、またミサキも関連していると思われる「ジウ」シリーズもそのうち読みたいです。
内容★★★★
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2011/01/18 (Tue) 16:04
Marvel Comics
October 2009
DEADPOOLトータル900記念号!(嘘)の大ボリューム104ページ。
我らがDeadpoolが、宇宙人に拉致されたり、パントマイムの3人衆と死闘を演じたり、Dr. Octopusと卓球対決したり、日本の神戸に来たりとページ狭しと大活躍!
バットマンもスーパーマンもスパイダーマンも到達していない900号にいち早く辿り着いたDeadpool!…なわけないですよね。
大体、デビューだって1991年と、かなり後発なのに。
何を記念してだかわかんないこの本は、イラストもお話のタイプも違う8つの短編を収録。
首を傾げたくなるようなエピソードもありますが、ご愛嬌ということで。
今回私の中でヒットなWadeの台詞は、Wolverineと自分を比較して、
「奴は殺人を犯しても逃れているし、女もすぐできる。俺は髪の毛さえ生やすことができないのに」
内容★★★
難易度★★★
#900 + #1000
2011/01/18 (Tue) 09:32
祥伝社
2010年10月
小田急線・世田谷代田駅から徒歩五分、築ウン十年、安普請極まりない全六室のぼろアパート・木暮荘。現在の住人は四人。一階には、死ぬ前のセックスを果たすために恋を求める老大家・木暮と、ある事情から刹那的な恋にのめり込む女子大生・光子。二階には、光子の日常を覗くことに生き甲斐を見いだすサラリーマン・神崎と、3年前に突然姿を消した恋人を想いながらも半年前に別の男性からの愛を受け入れた繭。その周りには、夫の浮気に悩む花屋の女主人・佐伯や、かつて犯した罪にとらわれつづけるトリマー・美禰、繭を見守る謎の美女・ニジコたちが。一見平穏に見える木暮荘の日常。しかし、一旦「愛」を求めたとき、それぞれが抱える懊悩が痛烈な哀しみとしてにじみ出す。それを和らげ、癒すのは、安普請であるがゆえに感じられる人のぬくもりと、ぼろアパートだからこそ生まれる他人との繋がりだった……。
木暮荘を取り巻く様々な人々を主人公にした連作短編集。
主役になるのは住人とは限らず、あまり接点のない人までといったバラエティーに富んだものとなっています。
様々な人による様々な視点によるその人物の印象と本人とのギャップが浮き彫りになり、普段いかに人の一面しか見ていないのかがよくわかります。
時には生々しいお話もありましたが、爽やかあり、悲しみあり、ユーモアありで楽しめました。
内容★★★★
2011/01/17 (Mon) 19:55
2011/01/17 (Mon) 17:02
Marvel Comics
November 2010
Marvel Comics
December 2010
Children of the Vaultの6人の急襲に不意を突かれた形となったRogue, Magneto, Indra, Luz。Indraを残し、3人は異次元へと連れ去られてしまうのだった…。
"Collision"編・後半。
RogueとMagnoetoの活躍は当たり前として、Indra, Anole, Loaの見せ場もあるにはあるのですが、とってつけたような…。
う~ん、後半どうも急ぎ足にバタバタ終わった感がしないでもないです。
結果としては、Luzを取り戻したChildren of the Vaultは異次元に戻り、Indraの結婚は白紙になったというところです。
LuzはIndraを好きになってしまったようで、近いうちまた顔を出すかもしれませんね。
内容★★★
難易度★★★
#238-241