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アメコミで英語、と映画と小説と漫画など
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2025/02/26 (Wed) 06:11
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2011/01/27 (Thu) 08:55

小学館
2010年9月

執事とお嬢様刑事が、6つの事件を名推理!
ミステリ界に新たなヒーロー誕生! 主人公は、国立署の新米警部である宝生麗子ですが、彼女と事件の話をするうちに真犯人を特定するのは、なんと日本初!?の安楽椅子探偵、執事の影山です。
彼は、いくつもの企業を擁する世界的に有名な「宝生グループ」、宝生家のお嬢様麗子のお抱え運転手です。本当は、プロの探偵か野球選手になりたかったという影山は、謎を解明しない麗子に時に容赦ない暴言を吐きながら、事件の核心に迫っていきます。
本格ものの謎解きを満喫でき、ユーモアたっぷりのふたりの掛け合いが楽しい連作ミステリです。






とにかく主役の麗子お嬢様と執事・景山プラス麗子の上司・風祭の三人のキャラが面白くていいですね。
あまりにも会話が楽しいので、謎解きそっちのけでキャラばかり追ってしまいます。(ミステリーとしても、もちろんしっかりしています。)
一話一話もすっきりうまくまとまっているし、読んでいていい感じです。
これで終わってしまうのはあまりに名残惜しいです。シリーズ化しますよね?
いつか、景山と風祭の会話も見てみたいです。

内容★★★★


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2011/01/26 (Wed) 18:53

幻冬舎
2010年7月

プラチナデータを守るためには、国家権力のすべてが動く――。追う者から追われる者へ。信じられるのは、科学か、自分か。『プラチナデータ』とは何か、そこに隠された陰謀とは。圧倒的な筆力で描かれる衝撃のサイエンスミステリー!!

全ての事件は、DNAが解決する――。犯罪防止のため受刑者や国民のDNA情報の管理が可能となるDNA法案が国会で可決し、警察庁はDNA捜査システムを導入。警察庁特殊解析研究所主任・神楽龍平が操るこのDNA捜査システムは、現場の刑事を驚愕させるほどの正確さを持って次々と犯人を特定。検挙率が飛躍的に上がる中、科学捜査を嘲笑うかのような連続殺人事件が発生した。警視庁捜査一課の浅間は、神楽のもとへ訪れ、遺留品のDNA解析を依頼する。事件は、いつものように簡単に解決されるはずだった。だが、DNA解析の結果は『Not Found』。犯人は、この世に存在しないのか?この未解決事件は『NF13』と呼ばれ、神楽や浅間らを翻弄する。時を同じくして、新たな殺人事件が発生。殺されたのは、なんとDNA捜査システムを発明した天才数学者・蓼科早樹とその兄・耕作であり、神楽とは友人の二人だった。「『NF13』について話がある。」そう神楽に言い残し、伝えることのないまま命を失った二人。彼らは、なぜ殺されたのか?神楽に何を伝えたかったのか?後悔と悲しみの中、現場に残された毛髪を解析した神楽は、特定された犯人データに打ちのめされる。……『RYUHEI KAGURA 適合率99.99%』
追う者から追われる者へ。信じられるのは、科学か、自分か――。浅間の協力のもと、やがて神楽が掴んだ『プラチナデータ』という謎の言葉。そこに隠された陰謀とは。衝撃の事実が待ち受ける渾身のサイエンスミステリー!!





さすが東野さんと思わせる作品でした。
テーマがいいですよね、現実味があって。
DNA法案が通る条件―。これもリアルに感じてしまう。
便利なシステムができればできるほど、弊害もある。どこで折り目をつけていくかですよね。
でも問題なのは、すべては管理する側の手の内ってこと。
「揉消し」なんて、今でさえ聞く話だし、実際何処まで権力者にとってだけ都合のいい社会になっているかなんて、私には計り知れません。
結局暴く人が出てきたとしても、この小説のような結末しかないんでしょうね。
所詮個人では…。

内容★★★★


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2011/01/26 (Wed) 14:53

Marvel Comics
November 2010

Marvel Comics
February 2011

やはり捕まったのもNemesisの計画の一部だった。捕まったことにより、Blake Morrowの家族の警護が弛ませることが目的だったのだ。囚人2000人とともに脱出したNemesisが、Morrowの家族に迫る…。





後半。
思わぬ展開の連続に唖然としっぱなしでした。
しかもNemesisのやることはあまりに酷すぎて、ここに書くことも憚られるほどです。
ここまで嫌な奴は見たことないですね。
しかし、Nemesisのあの莫大なお金は何処から出ていたのでしょう。
それでも、最後はきちんと決着がつきます。

…なのに、"2"も計画中だとか。どうつなげるのかな?
"KICK-ASS 2"もついにスタートしたし、今年もMark Millarから目が離せないようです。





内容★★★★★
難易度★★


#01-04

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2011/01/26 (Wed) 13:36

Marvel Comics
May 2010

Marvel Comics
August 2010

東京でホテルを爆破し、列車を脱線させ、多くの死傷者を出した悪名高き超犯罪者Nemesis。それはたったひとりの警察官を殺害するために行われたことだった。しかもそれは日本だけでなく、シンガポール、中国、香港、北朝鮮でも行われていた。だがそれらはすべて、Blake Morrowというアメリカの刑事に復讐するための予行演習に過ぎなかった…。



全4話・前半。
"Kick-Ass"のMark Millar待望の新刊です。
主役は、純白のコスチュームに身を包んだスーパーヒーローならぬ超悪人。
犠牲者は多ければ多いほどよしとする極悪人です。
オープニングからビル爆破の派手なアクションで、ダイナミックな展開が待ち受けています。
日本での暴挙の後、すぐさまアメリカへ行き、エアホースワン急襲で大統領を拉致し、エアホースワンは市街地に墜落。
続いて、ペンタゴンに毒ガス散布&データリーク。
桁外れの死傷者を出します。
勢いづくNemesisですが、Blake Morrowの罠にかかり、ついに捕まってしまいます。
しかし、「これを想定していなかったと思うのか?」というNemesisの台詞が気になります…。





内容★★★★★
難易度★★


#01-04

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2011/01/26 (Wed) 11:03

文藝春秋
2010年11月

4年ぶり待望の新作は2ヶ月連続刊行の中・短篇集。ノスタルジィの匂い漂う音楽を巡る物語をあわせて5篇お届けします。第1弾となる本書4人の語り手は少女たち。表題作は、鼓笛隊のおちこぼれ組が過ごした短くて幸福な夢みたいな時間のスケッチ。他初恋以前の気分が甘酸っぱい「デュエット」、リコーダーアンサンブルのハーモニーの美しさを封じ込めた「FOUR」、軽音部の繊細な友情を鮮やかに描く「裸樹」と傑作揃いのカルテットとなりました。





学校での音楽に纏わる活動を舞台にした4編の短編集。
タイトルが物語っているように、吹奏楽部やオーケストラ部みたいな学校でのメインともいえるところじゃなくて、ちょっと外れたポジションにいる少女たちが主人公です。
いつの間にか自分が主人公の少女の気持ちになっている、その飾らない優しい文章がいいです。
自分煮のこういうピュアなときがあったんだなぁ、って懐かしい気持ちを思い起こさせてくれました。

内容★★★★


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