2008/04/06 (Sun) 02:06
Devil's Due Publishing
MAY 2007
予想にたがわずパワーアップしてます。
ページ数は20ページ強と減ったものの、Cassieの使命感から来る強さと、その内面のやはり女の子である弱さがうまく表現されていると思いました。
彼女の母親のとった行動は間違っているかもしれないけれど、それは紛れもなく親が子を思う愛情であり、それを自らの手で止めなければならなかったことも、この物語のカラーを決めるひとつの要素になっていると思います。
今まで触れられていなかったCassieの父親のことも少しではありますがでてきたので、このシリーズを通して解明されることになるような気がします。
今回のエピソードでCassieの足の指が2本も失われてしまったことには、少し引きましたが、絵もよくなったことではあるし、楽しみなシリーズです。
Edipus complex は筒井康隆の小説で知っていたのですが、ファザコンが Electra complex ということは知りませんでした。
内容★★★★
難易度★★
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