2010/01/15 (Fri) 09:39
1921
監督:チャーリー・チャップリン
出演者:チャーリー・チャップリン、ジャッキー・クーガン、リタ・グレイ
原題:The Kid
上映時間:68分
製作国:アメリカ
サイレント時代に作られたチャップリン初の長編映画。ロンドンの下町、男に捨てられた若い娘が、赤ん坊の処理に困ったあげく金持ちの車の中に置き去りにする。街の浮浪者チャップリンがその子を拾い育てることになる。5年後、成長した子供はキッドと呼ばれ、ハンチングに破れたセーター姿で登場。チャップリンを助け、インチキ商売に精を出す。そこへ今や人気オペラ歌手の生母が現れて、母子はめでたく再会、チャップリンとともに3人で暮らすことになる。最初に出てくる字幕“皆さんはこの映画をほほえみと、そして一粒の涙とともにご覧になるでしょう”が語るように、愛と笑いに満ちた感動作。
コミカルな動きなどは「サーカス」ほどには完成されていないものの、ストーリーはこちらのが好きです。
貧しくも幸せそうに暮らす2人を見ているだけで心温まります。
血の繋がりのない2人、そして生活環境…コミカルな中にも、何が大切なことなのかを教えてくれます。
ただ、ラスト近くの夢のシーンは、ないほうがよかった気がしないでもないです…。
内容★★★★★
PR
Comment