2009/10/26 (Mon) 10:55
2008
1928年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子・ウォルターと幸せな毎日を送る、シングル・マザーのクリスティン。だがある日突然、クリスティンの勤務中に、家で留守番をしていたウォルターが失踪。誘拐か家出か分からないまま、行方不明の状態が続き、クリスティンは眠れない夜を過ごす。そして5か月後。警察から息子が発見されたとの朗報を聞き、クリスティンは念願の再会を果たす。だが、彼女の前に現れたのは、最愛のウォルターではなく、彼によく似た、見知らぬ少年だった――。
まず、そのどこか物悲しい音楽にやられ、ストーリーに引き込まれていきました。
誘拐自体も勿論悲劇なのは言うまでもないですが、権力の恐ろしさにも衝撃を受けます。
日本でも最近、冤罪問題が明るみに出ていますが、こういう形で虐げれる人もいるのですね…。
政治もそうですが、人間は力を持つと腐敗していってしまうものなのでしょうか。
これは実話だそうで、いっそう悲しくなります。
最後まで諦めることをしない主人公。
そして、ラストの台詞にはどういった思いが込められていたのでしょう。
これもいろいろ考えさせられる映画でした。
クリント・イーストウッド監督の作品はこれからも見逃せないです。
内容★★★★★
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