2009/10/03 (Sat) 11:35
2007
テキサスの田舎町。人気DJのジャングル・ジュリアは女友達と共にお気に入りのバーにくり出した。しかし、そこに不気味なシボレーを乗り回す男、スタントマン・マイクがやってくる。ジュリアたちはバーで会話をするうちに、彼への警戒心を緩めていくが…。その14ヶ月後、テネシーのとある町。映画撮影に携わっているキム、ゾーイたちは撮影の合間をぬって車の試乗をすることに。しかしそんな彼女たちにマイクが目をつけ…。
盟友ロバート・ロドリゲス監督作、『プラネット・テラー』と連続公開で話題に!
「シン・シティ」の最強コンビが放つ“グラインド・ハウス・プロジェクト”!
60~70年代アメリカのポップでキッチュな低予算映画=“グラインドハウス映画”にオマージュを捧げる、映画界の革命児2人による強力コラボレーション!アメリカでは2本立て、日本ではディレクターズカット版で連続公開され大きな話題に!
これは評価が両極端に分かれそうな映画ですね。
好きな人はめっちゃ好きだろうし、嫌いな人にはくだらないといわれそうです。
わたしは「キル・ビル VOL.1」にはかなりハマッた口なので、勿論この映画大好きです。
昔を再現したノイズや編集は、まあ最初は気になりますが、どっちでもいいって感じでした。
ストーリーは、キャラを深く掘り下げることは一切なく、気持ちいいぐらいアクションに徹しています。
なので、スリルやアクションをおもいっきり堪能することができます。
序盤は、女の子達のたわいのない会話が結構長く、少々かったるいですが、一度アクションが始まるとあとはノンストップ。
すごい勢いで進む有無を言わせぬ展開はもう、暴走機関車。
どうしてなんて、理由もいらないパワーが漲っています。
全速力の車の正面衝突など、もう、絶句物でした。
後半のスタント・アクションも目が離せないです。
明らかに雰囲気は70年代なのに、携帯電話やi-pod…。
このミスマッチも「理屈なんて関係ないんだよ」というタランティーノ監督の主張が聞こえてくるようでした。
私にはスタントマン・マイクという名前だけで、すでにもうこの映画の虜になってました。
スタントマン・マイクことカート・ラッセルは、「ニューヨーク1997」スネーク役が有名。「オレをスネークと呼べ」の台詞は、未だに私の記憶に残っています。
他「潮風のいたずら」「エグゼクティブ・デシジョン」「ブレーキ・ダウン」は結構面白かったような…。
この人も「バニラ・スカイ」に出演していたんですね。ホント、この映画覚えてない…。
以前「キル・ビル」のスタントマンをやっていたゾーイ・ベルは、今回主演女優の一人に抜擢。
あのすごいスタントは、そういうことね、と納得。ホント、すごいです。
そんなにたいした役ではないけれど、メアリー・エリザベス・ウィンステッドは最近「ファイナル・デッドコースター」を観たばかりなので覚えてました。「ダイ・ハード4.0」にも出演しているらしいですが、この映画は未だ観てないです。
内容★★★★★
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