2009/10/05 (Mon) 11:36
2007
「デスペラード」「シン・シティ」のロバート・ロドリゲス監督が、凶暴なゾンビ軍団に立ち向かう美女たちの活躍をB級テイストたっぷりに描いたホラー・アクション。米軍部隊長マルドゥーンが密かに取引していた生物化学兵器のガスが街中に蔓延。人々は恐ろしいゾンビと化してしまう。ゾンビに片脚を奪われたゴーゴーダンサーのチェリーは、失った脚にマシンガンを装着。女医のダコタもまた、注射針を武器にゾンビたちと死闘を繰り広げる。
「グラインドハウス・プロジェクト」のもう1編のほうです。
勿論こちらも「デス・プルーフ」と同じように70年代を意識したノイズやら入っています。途中で止まり、テロップが入ったりしている分、こちらのが度がきついかも。
俳優が一部被ってはいるものの、「デス・プルーフ」はアクション、こちらはホラーと、内容に関連性はなく、どちらから観ても、またどちらかしか観なくてもなんの支障もありません。
こちらもストーリーは重視されているとは思えないですが、徹底的にB級路線をつっぱしているのが気持ちいいです。
突っ込みどころは満載でしょうが、多分これ全部意図してますね。
脚にマシンガンで、あのアクション…。
もう、カッコイイやら笑えるやら…。
2作とも「痛快」というのがぴったりな映画だと思います。
まあ、こちらもあくが強く、嫌いな人は嫌いかもしれません…。
あと両先に共通して言えるのは、音楽がいいことですね。
また、こちらには「ダイ・ハード」や「アルマゲドン」で有名なブルース・ウィリスも出演していたことが驚きでした。(この人は代表作多すぎ)
もうひとつ。こちらには、「グラインドハウス」として2本立てとして上映したときにあった数本の実際には存在しない映画の予告編の1本「マチェーテ」が収録されています。
これが、おまけのつくりとは思えないほど凝っていて、残りも見たくなります。
これは、残念ながら単品には収録されておらず、「グラインドハウス コンプリートBOX」のみに収録されているようです。
レンタルにもないし、これは買うしかない!?
主役チェリーを演じたローズ・マッゴーワンは、多分「デス・プルーフ」では最初の犠牲者だったような…。あちらはブロンドだったのでかなり印象が違うのでちょっと自信ないです。間違っていたらごめんなさい。
あと、「スクリーム」に出演していたようですが、どうしても思い出せないです。
もう一人の主役エル・レイを演じたフレディ・ロドリゲスは「アマルフィ」に出演していたそうな。…全然覚えてません。
医者のダコタ役のマーリー・シェルトンは、「シン・シティ」のオープニングの赤いドレスの女性。って気付くわけありません。
保安官役のマイケル・ビーンは、「ターミネーター」「エイリアン2」が有名ですね。久しぶりに見た気がします。
監督のロバート・ロドリゲスは、「スパイ・キッズ」「デスペラード」「シン・シティ」ガ有名。この作品も含め、その多才振りには踊り着ます。
2010年には「プレデター」のリメイク「プレデターズ」が公開予定。
また、この映画の主役ローズ・マッゴーワンと婚約したそうです。
そして、彼女を主演にした「バーバレラ」のリメイクの企画が進行中だそうです。
内容★★★★
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