2009/10/01 (Thu) 16:24
zenescope
September 2006
「七つの大罪」のひとつ「暴食」。
食べ過ぎで内臓破裂が死因の死体が発見された。どうやらその死体の状況から、何者かに強要され無理矢理食べさせられていたらしい。映画では明かされなかったその経緯が明らかに。
タイトルと同じ、全7話。
「七つの大罪」をひとつひとつ取り上げるようです。(すなわち、1犯行1エピソード)
映画「セブン」を観たばかりなので、さっそくこのコミックを読み返すことに。
映画の内容そのままのコミック化ではなく、映画では犯行後の現場しか描かれなかったその犯行時の様子を描くという、補完的な内容です。
今回の場合で言えば、被害者が大食になった経緯、犯人にどう捕らえられ、どう強要されたのかが描写されています。
写真も挿入されていたり、犯人のノートも再現されていたりして、なかなか本格的です。
映画を好きになった人なら、かなり楽しめると思います。
初めて映画を観たときは、強要されても、内臓がが破裂するほど食べれるのかどうか疑問でしたが、小説「グラスホッパー」を読み、殺されるより自らの死を選ぶ、というようなことが書かれていて、それで想像はつかないまでも納得はしました。
内容★★★★
難易度★★
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