2009/06/25 (Thu) 01:54
2007
2003年、火星に送り出した探査機ビーグル2号の謎の事故。公には着陸失敗とされていたその事故の原因は、ビーグル2号が記録していた最後の映像に映っていた存在によるものであった。
そして現代、中東カタールのアメリカ空軍基地に数ヶ月前に撃墜されたはずの軍用ヘリMH-53が飛来。そのヘリは突如ロボットに変形し基地を攻撃し壊滅させ、さらにアメリカの国家機密データにハッキングを試みようとする事件が起きる。
その数日後、アメリカのロサンゼルスに住む16歳の少年サムが購入した中古車が真夜中に勝手に動き出し、それを追ったサムは自分の車が生きており、ロボットに変形するところを目撃する。驚愕し逃げようとするサム。しかし今度はロボットに変形するパトカーに襲われてしまい、未知なる存在である自分の車に助けられることとなる。
何とか逃げ遂せた後、地球に次々と隕石に擬態した金属生命体が飛来。各々近くにあった車を解析し変形した彼らはサムの前に現れる。
彼らは「機械惑星サイバトロン」出身の変形能力を持った金属生命体であること、先ほどの「パトカー」のように地球に潜伏している「ディセプティコン」と呼ばれる悪の金属生命体達の一派から地球と宇宙を守るために現れた「オートボット」と呼ばれる一派であること、「ディセプティコン」が狙う地球を滅ぼしかねない力を持つ「オールスパーク」と呼ばれる物の在り処の鍵をサムが持っていることを告げ助けを求めてきた。
人類を巻き込んだ地球と宇宙の未来を賭けたオートボットとディセプティコンの戦いが始まる事となる。
アメコミ読んでいたら、どうしても気になって見てしまいました。
基本的なデザインは踏襲してるものの独自の解釈によるパーツ構成のロボット、ストーリーや設定もオリジナルとなっています。
味方のオートボット軍で登場するのは、オプティマス・プライム、バンブルビー、ジャズ、アイアンハイド、ラチェット。
バンブルビーがメインで登場します。
コミックのバンブルビーはフォルクスワーゲンに変形するのに対し、こちらはカマロ。
性別があるのかどうかはわかりませんが、映画では「彼」、コミックでは女性がイメージされています。
メインカラーがイエローなのは同じです。
敵のディセプティコン軍のメンバーは、メガトロン、スタースクリーム、ブラックアウト、スコルボノック、ブロウル、ボーンクラッシャー、バリケード、フレンジー。
わかりやすくするためか、全体的に地味なカラーリングで統一されています。
CGは素晴らしく、目を瞠るものがあります。
動きが速すぎて、何をしてるか分からないシーンがいくつかあったのが残念です。
ストーリーは、後半詰め込みすぎというか、何かとっても急いでいるように見えました。
でも、笑わせ方もうまいし、ストーリーの骨格は単純でわかりやすいので、純粋に映画を楽しむ分には満足の出来ではないでしょうか。
私は、今公開中の「トランスフォーマー・リベンジ」も楽しみにしています。
内容★★★★
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