2010/02/10 (Wed) 12:24
小学館ビッグコミックス
2009年7月
真冬の昼下がり。テレクラを使い、躊躇なく売春を持ちかける42歳の主婦・美代子。自己破産で金も借りられず、その場のパチンコ欲しさにホテル代込み1万円で売春し、そうして得た金もまた一瞬で消えていく。そして、ついに丑嶋の「カウカウファイナンス」から金を借りてしまい…。
このコミックを読むと、一気に気分は沈みます。
人間の闇を見せられたようで、怖くなります。
今回の主人公ともいえる美代子は、稼いだお金をすぐに無駄に使ってしまいます。冷静な判断力を失くしているようにも思えます。
何かで聞いたのですが、いくら貧しい国でも無料で援助してはいけないと。
払えるだけでも構わないから払ってもらわないと、本人たちのためにならないそうです。
今巻の内容は、それとの共通性を強く感じました。
簡単に稼げてしまう環境が人間をダメにしてしまうのかもしれませんね。
内容★★★★
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