2009/04/13 (Mon) 22:21
講談社KCデラックス
1993年7月
大学生の森ひろしは真夜中に隣部屋のドアがしつこくノックされていることに気づく。自分の部屋のドアを開け覗いてみると、そこにはロングヘアにロングコートの大女が立っていた。後日、その大女はひろしの部屋を訪れる。電話を貸してくれと頼まれたひろしは彼女を玄関に入れてしまう。 その日を境にひろしは「サチコ」と名乗るその大女に付きまとわれる。サチコとは何者なのか?目的は何なのか?サチコの異常な行動は次第にエスカレートしていき、やがてはひろしの周囲の人々をも巻き込んでいく・・・。
これは、めっちゃ怖かったです。
お化けだのゾンビだのは、想像力のない私にはあまり怖いとは思えないのですが、このストーカーはあり得そうで怖いです。
グロい描写があるわけでもなく、大怪我もしくは死人が出ているわけでもないのに、この怖さは一体…。
これは、一度体験してみる価値のある本だと思います。
内容★★★★★
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