2009/06/20 (Sat) 18:05
集英社 ヤングジャンプ・コミックスBJ
2006年8月
集英社 ヤングジャンプ・コミックスBJ
2006年9月
集英社 ヤングジャンプ・コミックスBJ
2006年11月
⑮「あなたの怨み晴らします。社会的抹殺・人探し・実質的殺害(価格応談)」ある朝、目覚めると隣には見知らぬ女が…。酔っていて記憶がないという男に、女は責任を取れと迫る。―結婚するか、あるいは、高額な慰謝料を支払うか…!しかしそれは、女の仕組んだ巧妙な罠だった!果たして、怨み屋が下す制裁とは…。
⑯人違いによる悲惨な暴行事件が発生した! たまたま同じ服を着ていた為に、間違えられた男…。人違いだとわかった後も、暴行され続け、重傷を負った。そして、沸き上がる怒りを彼は怨み屋へと託す! あなたの怨み、確実・迅速に晴らします!!
⑰”出張ホスト募集、月収50万以上、未経験者可―。”短時間で高収入、順調に思えた仕事だったが、組長夫人を名乗る女が現れ、状況は一変。あらぬいいがかりをつけられ、多額の慰謝料を支払うことに!それが仕組まれた罠だと気付いた男は、怨み屋に復讐代行を依頼。毒をもって毒を制すべく、怨み屋はナンバーワンホスト、シュウを送り込んだ!
偽ボランティア、オークション詐欺、人身事故、不法投棄、援助交際、モンスターペアレンツ、出張ホスト詐欺等々、今回もいろんな話が満載です。
面白くて、社会勉強になるところもいいですね。
欲を出してはいけないのは当然として、そうでなくても被害にあう場合もあって、いかに普段から油断しないようにしなければいけないかの教訓にもなります。
理不尽な法律にもブルーになります。
また、ちょっと前から沖縄支店の話も1巻に最低1話は入るようになり、沖縄の勉強にもなります。
文化の違いは勿論のこと、「模合」なんて言葉、初めて知りました。
また、怨み屋さんの言葉
「私は報酬のない仕事はしない。自分を正義だと勘違いしないためにも」
「私達の仕事は”必要悪”であり、決して”正義”ではない。自分を正義だと勘違いしないためにも労働に見合う以上の金額を取りなさい」
これで彼女のスタンスが明確にわかりますね。
カッコイイ…。
でも、稀にどうでもいいような話も入っているのが玉に瑕かな?
内容★★★★
PR
Comment